【上司、先輩・同僚】職場の人に渡す結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼントの選び方

選び方のポイント
- 人気なのは「日用品」、「カタログギフト」、「食品」
- 相手の好みやライフスタイルがわかっていれば、それに合ったものがお勧め
- 「飾り物」や持ち帰るのに重すぎるものは避ける
内祝いとしてはタオルのセットや食器、グラスなどの「日用品」が主流でしたが、最近では「カタログギフト」、お菓子の詰め合わせや紅茶などの「食品」も人気を集めるアイテムです。
特筆すべきなのは「食品」です。高級スイーツといったスタンダードなもの、そしてブランド米の詰め合わせなどのユニークな一品が多く選ばれる傾向にあります。
一方、高額なお祝いをくれた人への内祝いには「カタログギフト」が人気です。
カタログギフトは贈られた側が好きなアイテムを自分で選ぶことができますので、喜ばれる可能性の高いアイテムです。
また、大きさもコンパクトですので社内でもスムーズに手渡すことができます。
ひとえに「カタログギフト」と言っても最近では様々な種類のものがありますので、相手好みのアイテムがたくさん掲載されたカタログギフトを選ぶこともできます。
毎日顔を合わせる職場の同僚や上司で、人柄や好み、職場でどのように過ごしているかがわかっている場合には、それに合った一品を贈るのもお勧めです。
お酒好きな人には酒器や旅先でしか入手できないお酒を、残業の多い人にはお風呂で使えたり、マッサージに役立ったりするリラクゼーショングッズを、料理が上手な人には香辛料を、といった具合にそれぞれ好みに沿って選ばれたことがわかる内祝いは、贈り手の気持ちが伝わる一品となります。
一方で、内祝いを贈る際には注意すべきポイントがあります。
まずは「飾り物は避ける」という点です。飾り物には人それぞれ好みがあり、プレゼントしても飾ってももらえない可能性があります。
特に結婚の内祝いだと新郎新婦の名前や結婚日が記されたものを贈る人も見受けられますが、当人以外だとどこに飾ればよいか迷ってしまいますので、あまりお勧めできません。
また、重さにも注意が必要です。あまりに重たすぎるものは仕事帰りに持ち帰るのも大変ですので、避けたほうが無難です。
【上司、先輩・同僚】職場への結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼントの平均予算は?相場はいくら?

予算相場について
- 全体的なプレゼント相場は「「3,000円~5,000円程度」
- 結婚内祝いは「頂いた結婚祝いやご祝儀の金額の半分~3分の1程度」が一般的な相場
- 目上の人へのお返しは、半分以上の価格にならないよう注意する
ベストプレゼント編集部が「職場に結婚内祝いを贈ったことがある男女200人」に「職場の上司、先輩・同僚に結婚内祝いを贈る場合の予算」について2023年1月にアンケート調査を行いました。
最も支持された意見は「3,000円~5,000円程度」で、全体の53%を占めていて相場と言えます。
一般的に結婚内祝いは「頂いた結婚祝いやご祝儀の金額の半分~3分の1程度」が妥当な金額だと言われています。
アンケートで支持されている予算は、「10,000円程度」のお祝いを頂いた場合の相場であると言えます。特に目上の人への内祝いの場合、相手から頂いたお祝いの半額以上をお返しすることは失礼にあたりますので、注意が必要です。
頂いたもの値段がわからない場合でも、ブランド名やそのアイテムのおおよその相場を調べ、相手から頂いたものにふさわしい内祝いを贈りましょう。
ただし、地域や会社によって予算の決め方に違いがある場合がありますので、不安な場合には周りの先輩に聞いてみることをお勧めします。
一方、内祝いは気持ちを表すものですので、相手の好みがわかっている場合や贈りたい品がある場合、相場を気にせずに贈る人も多くいます。あまりに安価過ぎなければ、相手に合わせて選ぶのも喜んでもらう方法です。
職場の上司、先輩・同僚から連名で結婚祝いを頂いた場合のお返しは?

連名で頂いたお祝いのお返しについて
- 予算は世間の相場にこだわらなくても構わない
- それぞれ1人ずつに内祝いを贈るのがベター
- 「ちょっとしたお祝い」であればお返しをしなくても問題ない
内祝いは「頂いた結婚祝いやご祝儀の金額の半分~3分の1程度」が妥当ですが、連名の場合、1人あたりの予算は少額になりますので、金額にこだわらずに選んでも構いません。
連名でお祝いを頂いた場合でも、通常であれば内祝いは1人ひとりにちょっとした手紙を添えて贈るのが好まれる方法です。
手間がかかってしまう場合には、個別包装のお菓子の詰め合わせを選び、その場で分けるても構いません。
それぞれ1人ずつに内祝いをする場合は、できるだけ同じ種類のもの、同じ大きさのものを贈るよう留意しましょう。
大きさが異なると「何か意図があるのでは」という不要な勘繰りをされたり、気を使わせてしまったりするおそれがあります。
また、1人1,000円~2,000円程度を負担しているような場合、相手も「ちょっとしたお祝い」の気持ちを表していますので、お返しをしなくても問題ありません。
その場合、もし新婚旅行に行く予定があれば、内祝いに代えてお祝いをくれた人にお土産を渡すのもお勧めの方法です。
【職場の上司、先輩・同僚への結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼント 人気ランキングTOP10】

結婚内祝いとして多く選ばれているアイテムを人気の順番にご紹介します。
昔から多く選ばれているアイテムから、意外なアイテムまでバラエティに富んだランキングとなっています。内祝い選びに迷った際にはぜひ参考にしてみてください。
洗剤ギフト
2,000円〜5,000円 (税込)
洗剤はどんな家庭でも使うものであり、消耗品ですので喜ばれる可能性が高いです。
ひとえに「洗剤」と言っても種類、価格は様々ですので、相手の家族構成などに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
内祝いとして多く選ばれているのは、洗濯用の洗剤です。特に子どもがいる家庭は汚れものが多くなりがちで、洗濯の回数も多くなりますので洗剤用洗剤は重宝されます。
ただ、粉末洗剤は溶け残りを気にする人も多くいますので、液体のものをチョイスすれば失敗が少ないです。
また、最近流行している強い香りの洗剤を苦手と感じる人もいますので、あまり香りのきつすぎないものをお勧めします。
特に海外のものは香りが強い傾向にありますので注意が必要です。
内祝いとして喜ばれる洗剤としては、キッチン用洗剤も挙げられます。選ぶ際には手が荒れにくい成分かどうかに留意すれば、喜ばれる可能性が高いです。
予算に余裕があればいくつか洗剤がセットになっているものを贈るのもお勧めの方法です。
洗濯洗剤からキッチン用洗剤まで、家庭で必要になる洗剤の一通りがセットになったものもあり、内祝いとして多く選ばれています。
「無添加洗剤」や「赤ちゃん用洗剤」など、お肌が弱い人を対象にしたセットもありますので、自信をもって贈ることができます。
お米ギフト
2,000円〜5,000円 (税込)
日本人の生活と切っても切り離せない存在であり、食の好みがわからなくても自信をもって贈ることができるお米は、内祝いとして多くの人から支持されています。
特に食べ盛りの子どもがいる家庭へ贈れば喜ばれる可能性の高い内祝いです。
中でも、最近では「お米マイスター厳選のお米」や「どの料理にマッチするかで選ばれたお米」、「ブランド米」、そしてそれらのセットが人気を集めています。
お祝いを頂いたあとのお返しですので、ギフトボックス入りのものや風呂敷で包んであるものであれば特別感が演出できてお勧めです。
反対に紙やビニールでできた米袋のまま贈るのは避けましょう。
グルメギフト
2,000円〜5,000円 (税込)
グルメギフトはおいしいものを味わえるために、内祝いに多く選ばれています。
頂いたお祝いのお返しですので、普段行くスーパーマーケットなどでは手に入らないような「ちょっといいもの」を選べば特別感を演出できます。
特に取り寄せないと入手できないものや見た目がおしゃれなものはなかなか自分で購入しませんので、嬉しい贈り物となります。
高額なお祝いを頂いたときにお勧めなのは、受け取ると豪華な印象を持つお肉です。
高級なお肉は普通自分ではなかなか買わないものですので、内祝いに贈ると喜ばれる可能性が高いです。
一方、お肉は保存が効かないものですので、すぐに食べてもらえるか心配な場合にはギフト券を贈りましょう。
贈られた人が自分の好きなタイミングで購入することができますので、自信をもって贈れる内祝いとなります。
相手の好きな食べ物がわからない場合にお勧めなのは、乾物や乾麺、調味料のギフトです。どのような食の好みをしていてもどこかで必ず役に立つものですので、贈ればすれば重宝されます。
また、賞味期限も長いため、内祝いを受け取ったあとに急いで使わなくてよいのもお勧めできる理由です。
化粧箱に入っている高級感溢れるものもありますので、内祝いもぴったりです。
中でも、海苔や昆布、かつお節といった海のものときのこなどの山のもの、そのどちらも楽しめる乾物の詰め合わせは人気を集めています。
一方でフリーズドライの食品も、内祝いとして人気です。最近では料亭の味を楽しめるものもあり、「お湯で戻すだけ」という手軽さも相まって人気を博しています。
他にも、手軽に楽しめるグルメとしては瓶詰や缶詰の詰め合わせもお勧めです。これらのグルメは保存食でもありますので、非常時にも活躍する内祝いです。
食器
2,000円〜5,000円 (税込)
内祝いとして昔から根強い人気を誇るのが食器です。食器の中でも、ガラスの器や陶磁器、陶磁器、そして毎日の生活で使えるお茶碗が多く選ばれています。
食器は消耗品ではありませんので、もらったり贈ったりしてもかさばる、というデメリットもあります。
一方で、それは食器を見るたび自分のことを思い出してもらえる、というメリットでもありますので、内祝いで食器を選ぶ際にはあとあとのことを考えて贈るようにしましょう。
「結婚の内祝い」ということで特別感のある食器を選んでしまう人も多いですが、重宝してもらえる一品を贈りたいのであれば、「使いやすいかどうか」、「料理がおいしく見えるかどうか」に留意して形状・デザインを選びましょう。
また、人気ブランドの食器は、ほしいと感じていてもわざわざ自分で購入する人も少ないため、喜んでもらえる可能性が高いです。
ただ、食器も個人の好みが表れますので、事前にさりげなく好みをチェックしておくと失敗が少ないです。特に和食器は人によって好き嫌いが顕著ですので、可能な限り避けた方がベターです。
ハンカチ
1,000円〜5,000円 (税込)
ハンカチは手頃な価格で購入できるため、「ちょっとしたお返し」にもぴったりで結婚の内祝いに多く選ばれているアイテムです。
また、贈られる側にとっても、ハンカチは何枚あっても嬉しいものですのでありがたい内祝いとなります。
ハンカチは、スタンダードな木綿のものに加え、最近ではタオルハンカチの人気も高まっています。相手が普段愛用しているものをチェックし、それに合ったハンカチを贈ることをお勧めします。
せっかく内祝いとして贈るものですので、ハンカチは質の高いものをチョイスすることをお勧めします。
自分でハンカチを購入する場合なかなか品質にまで気を遣う人も多くありませんので、そのようなハンカチを贈れば喜ばれる可能性が高まります。
また、連名で、または複数でお祝いをくれた人たちみんなにハンカチを贈る場合、1人ひとり柄やカラーが違うハンカチを贈る気遣いを忘れないようにしましょう。
最近ではイニシャルを刺繍してくれるサービスを提供している店もあり、職場の何人かの人に似たハンカチを贈っても差別化でき、特別感も演出できると人気を集めています。
一方、ハンカチは親しい間柄の人には贈らない、という風習もあるため、注意が必要です。
これは、ハンカチを漢字にすると「手巾」と書き、「縁を切る」という意味合いの「てぎれ」とごろ合わせになるためです。古い風習を大切にするような人への内祝いには避けた方がベターです。
また、白い色の平織のハンカチは弔事のときにご遺体の顔にかける布を連想させますので、プレゼント用には適しません。
お酒
2,000円〜5,000円 (税込)
内祝いとして人気なのが、その種類も豊富で、最近ではおしゃれなデザインのものも増えてきている「お酒」です。
定番と言えばビールやワインですが、せっかくの内祝いですので、普段なかなか飲むことができないような銘柄のものを贈れば喜ばれる可能性が高いです。
また、シャンパンもお勧めです。お祝い事の楽しさを共有できると、贈られる側にとっても嬉しい内祝いとなります。
予算に余裕があれば、おつまみとお酒をセットにして贈るのもよいアイディアです。特にお酒が好きな人には喜ばれる内祝いとなります。
コーヒー・紅茶ギフト
2,000円〜5,000円 (税込)
コーヒーや紅茶は家族構成を気にせずに贈ることができますし、仕事をしながらでも飲むことができますので職場での内祝いにはぴったりです。
消費期限が長く、またあとあと残るものでもありませんので、気軽に授受できるアイテムです。
たくさんの有名ブランドが、コーヒーや紅茶の詰め合わせを取り扱っています。
自分ではなかなか購入しない人も多いため、内祝いで贈れば喜ばれる可能性が高いです。
カタログギフト
2,000円〜5,000円 (税込)
カタログギフトは受け取った人が自分で好きなものを選べるため、年齢・性別を問わずどんな人にも贈れるとして内祝いに多く選ばれています。
また、価格帯も幅広いため、お祝いの額に合わせて選べるのもお勧めできる理由の1つです。
お菓子などでは金額的に少し物足りない、というときには廃盤の近いカタログギフトをまとめて購入すると、定価の半額近くで購入できることもあり、お勧めです。
カタログギフトの種類も豊富で、中には1つのジャンルに特化したものもあります。
職場での内祝いですので、文房具が掲載された仕事で使えるカタログや、アロマやバスグッズがなどの「癒し」のためのグッズがまとめられたカタログは喜ばれる可能性が高いです。
どのようなカタログがよいか迷ってしまう場合には、食品のカタログギフトがお勧めです。
自分ではなかなか購入しないような食品がまとめられていますので、内祝いをきっかけにグルメを楽しめると人気を集めています。有効期限も半年ほどと長いため、贈られた側にとっても選ぶ時間がたっぷりあります。
一方で、贈られた人からは「ほしいものがない」といった声もしばしば聞かれますので、カタログギフトの中に、相手の好みにあったものが掲載されているかどうか事前にチェックしておくと安心です。
タオル
3,000円〜5,000円 (税込)
誰に贈っても支障のないタオルは、内祝いの代名詞として知られています。
糸が織り上げられてつくられるタオルは、「2人の男女が出会い、これからの人生を紡いでいく」結婚とも似通っているため、結婚の内祝いに多く選ばれています。
タオルはほとんどすべての人が毎日使う実用性の高いアイテムです。また、替え時がわからない、という人も多くいますので、内祝いの品のデザインが少し好みと違っていても愛用してもらえます。
また、子どものいる家庭への内祝いにも、タオルはぴったりです。
子どもがいると何かとタオルを使う機会が増えてしまい、何枚あってもすぐに使い切ってしまう、ということも多く見受けられますので、贈れば喜ばれる可能性の高い内祝いとなります。
予算に余裕があればセットにして贈るのもお勧めです。バスタオルやフェイスタオルなど、いくつかの種類を組み合わせるのも喜ばれます。
お祝いの気持ちに応える内祝いの品ですので、ブランドのものやオーガニック素材のものなど、普段自分では買わないような特別感のあるタオルをチョイスしましょう。
お菓子・スイーツ
2,000円〜5,000円 (税込)
結婚内祝いの定番として知られるのがお菓子です。仕事の合間につまむことができますので、職場への内祝いとしてもお勧めできます。
手軽なものから名店の一品、そして和菓子、洋菓子とその種類もバリエーション豊富ですので、相手に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
話題性や安心の品質で選ぶのであれば、デパートの地下の食料品売り場に入っているようなブランド、和菓子であれば老舗のものがお勧めです。
そのようなお菓子はわざわざ自分で買って食べることも多くありませんので、特別感を演出することもできます。
また、連名でお祝いをしてくれた場合のお返しにも、お菓子はぴったりです。
何人かで1つのお祝いをくれた場合だと、1人ひとりの好みも異なりますのでお返しの品に困ってしまう、という声が多く聞かれます。
また、個人的な結婚祝いとは異なり1人あたりの負担額が少なくなりますので、あまりに高価なお返しを贈ってしまうと、かえって相手に気を使わせてしまう、というおそれもあります。
その場合、個別に包装されたお菓子の詰め合わせをセレクトすれば、グループのメンバーそれぞれが自分の好きなお菓子を選ぶことができますし、1個あたりの値段が高額になりすぎるということもありません。
特にバウムクーヘンやマドレーヌ、パイなどの焼き菓子は日持ちするため、万が一お菓子が苦手な人の場合でも持ち帰ることができますのでお勧めです。
職場の上司、先輩・同僚への結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼント一覧
商品画像 |
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商品名 | お菓子・スイーツ | タオル | カタログギフト | コーヒー・紅茶ギフト | お酒 | ハンカチ | 食器 | グルメギフト | お米ギフト | 洗剤ギフト |
価格 | 2,000円〜5,000円(税込) | 3,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 1,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) | 2,000円〜5,000円(税込) |
詳細 |
【上司、先輩・同僚】職場への結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼントに添えるメッセージ文例

職場の上司、先輩・同僚への結婚祝いのお返し・結婚内祝いプレゼントは日用品や食品が人気です。
結婚内祝いとして人気のアイテムを、メッセージの文例や予算相場と合わせランキング形式でご紹介しました。
いろいろと決め事はありますが、最近では相手の好みに合った一品を贈ることも増えていますので、事前にリサーチをしておけば喜ばれる内祝いを贈れる可能性も高まります。