編集部おすすめ
結婚祝いのお返しに贈るプレゼントの選び方
結婚内祝いの選び方のポイント
- ちょっと高級な日用品・嗜好品がおすすめ
- 連名でいただいた場合には全員に同じものを贈る
- 迷った場合はカタログギフトを選ぶ
せっかくの結婚内祝いだから記念になるものを…と当人達は考えがちですが、もらう立場からすれば、飾っておくようなものより、日常的に使えるものの方が嬉しく思うことが多いです。独りよがりとならないような選び方を心がけましょう。
例えば、食器やタオル、キッチン雑貨などの日用品や、嗜好品などで、普段自分ではあまり買わないような「ちょっと高級なもの」をプレゼントするのがおすすめです。
また、連名でお祝いをいただいた場合は、全員に同じものをお返しするようにしましょう。
なお、何を選ぶか迷う場合には、好きなものを好きなタイミングで選んでもらえるカタログギフトもおすすめです。連名でいただいた場合のお返しにも、カタログギフトにすれば、各自で好きなものを選んでもらえるので、喜んでもらえます。
結婚祝いのお返しプレゼントの平均予算は?相場はいくら?
結婚内祝いの予算相場について
- 結婚内祝いはいただいた金額の1/2~1/3が相場
- 一番多い意見は10,000円~30,000円
- 連名でいただいた場合は人数で割った金額を目安に個々に贈る
結婚祝いのお返し(結婚内祝い)は、いただいた結婚祝いやご祝儀の金額の1/2~1/3が相場と言われています。そこで、ベストプレゼント編集部が「結婚内祝いを買ったことがある男女100人」に「結婚内祝いを買う場合の予算」について2024年1月にアンケート調査を実施しました。
その結果、結婚内祝いの相場は「10,000円~30,000円」が全体の52%と最も多い意見となりました。
なお、何人かから連名でお祝いをいただいた場合は、いただいた金額の1/2~1/3を人数で割った金額を目安に、一人一人にお返しを贈ることが多いです。例え、その金額が1,000円前後になったとしても、きちんとお礼の気持ちとして贈ることが大切です。
【結婚内祝い(結婚祝いのお返し)プレゼント 人気ランキングTOP10】
【2024年最新版】結婚内祝いに贈るプレゼントとして人気のアイテムをランキングにまとめました。上位10位までをご紹介しますので、プレゼント選びの参考に、ぜひお役立てください。
洗剤セット
2,000円〜10,000円 (税込)
ほとんどの家庭で使う洗剤は、いくつあっても困らない消耗品なので、お返しに人気があります。きれいにするという性質から清潔感のある洗剤のセットは、結婚内祝いにも最適です。
洗濯用洗剤は、どのタイプの洗濯機でも使える液体のものを選ぶのがおすすめです。また、強すぎる香りが苦手な人もいますので、香りが強く残る洗剤・柔軟剤や、香りづけを目的とした柔軟剤などは避けましょう。
また、食器用洗剤は、手肌に優しいものを選ぶことをおすすめします。さらに、食洗機専用洗剤は、食洗機を持っていない家庭では使えないため、セットに入れないよう注意しましょう。
フルーツ
2,000円〜10,000円 (税込)
誰にでも好まれるフルーツを結婚内祝いとして贈るのも人気があります。見た目が華やかなこと、普段はなかなか食べられない高級なフルーツを食べられることも、フルーツギフトが喜ばれる理由です。
ただし、生もののため、長期不在の予定があったりすると困りますので、手渡しではなく送る場合は、確実に受け取ってもらえる日程を確認しておくことをおすすめします。
また、中には果物にアレルギーのある人もいますので、アレルギーの有無や避けるべき果物の種類なども、事前に確認しておきましょう。
調味料セット
2,000円〜10,000円 (税込)
調味料も、ほとんどの家庭で使う消耗品なので、贈られると嬉しいアイテムです。特に家族の多い家庭では調味料はすぐになくなってしまうものですし、買うと重いものなので、高齢の人にも喜んでもらえます。
贈る相手の好みや年齢層によって、ピッタリのものを贈りましょう。料理好きな人には、ちょっと珍しい調味料や和洋中の調味料セットなどがおすすめですし、高齢の人には名産の醤油や味噌、塩などが喜ばれます。
また、結婚を機に別の土地に移った場合は、その土地特産の調味料を贈るのもおすすめです。
コーヒー・紅茶ギフト
2,000円〜10,000円 (税込)
コーヒー・紅茶も好まれる飲み物であるため、結婚内祝いに人気です。コーヒーも紅茶も、普段はあまり飲まないような、ちょっと高級なものを選びましょう。
紅茶はおしゃれな缶に入っているものが見た目もいいのでおすすめです。また、高級な茶葉が手軽においしく淹れられるテトラ型のティーバッグや、かわいいシュガー、クッキーなどがセットになっているものも喜ばれます。
コーヒー好きの人には、有名コーヒーショップのドリップバッグの詰め合わせがおすすめです。そのショップのタンブラーがセットになったものなどもありますので、予算と相談して選びましょう。
なお、緑茶が弔事に使われる場合が多いことから、高齢の方の中には、紅茶もお祝いごとの品としてあまりふさわしくないと考える人もいますので、その場合は、コーヒーギフトやその他の品物を選ぶことをおすすめします。
グルメギフト
5,000円〜10,000円 (税込)
普段なかなか口にすることのできない高級食材を使ったグルメギフトは、どんな人にも喜んでもらえる結婚内祝いです。
有名産地の高級肉、産地直送の新鮮な魚介類をはじめ、野菜、お酒、お菓子など、グルメギフトにも様々なものがありますので、相手の好みや家族構成などに合わせて選びましょう。
一人暮らしの人には、レトルトタイプになった高級レストランのパスタソースセットや、日持ちのする瓶詰め・缶詰のセットなどもおすすめです。
なお、冷凍・冷蔵で送ることになる場合は、事前に受け取れるかどうかの確認をしておきましょう。また、好きなときに引き替えられるギフト券として贈るのもおすすめです。
お酒
5,000円〜10,000円 (税込)
お酒が好きな人へは、結婚内祝いにお酒も喜ばれます。ただし、ビール・ワイン・日本酒・焼酎・ウイスキーなど、好みのお酒がわかっている場合に限定した方が無難です。
ワインや焼酎、ウイスキーなどを好む人には、少し高級なものを選びましょう。ビールや日本酒が好きな人には、全国の地ビールや地酒の飲み比べセットなどが喜ばれます。
なお、お酒のラベルであれば、結婚に関するメッセージや名入れをしても、相手がボトルを不要だと思えば気兼ねなく廃棄してもらえますので、記念品らしいものを贈りたいと思う場合にもおすすめです。
食器
5,000円〜10,000円 (税込)
食器も結婚内祝いに人気のアイテムです。ただし、ちゃんと便利に使ってもらえるように、相手の家族構成や好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
例えば、子どもがいる家庭などであれば日常的に使いやすい大きさのプレートを家族の人数分セットにしたものや、夫婦だけの家庭にはおしゃれなカップ&ソーサーもおすすめです。また、お酒の好きな人にはワイングラスやピルスナーなど好きなお酒に合うグラスなどが喜んでもらえます。
いずれも、有名ブランドや各地の有名な焼き物など、ちょっと高級なものから、予算に応じて選びましょう。
なお、見た目に豪華な大皿などは、食器棚に収納しにくいばかりか、普段使いもしにくく、もらっても困ることが多いので避けましょう。
お菓子・スイーツ
3,000円〜10,000円 (税込)
木の年輪のように幸せを重ねるという意味を込めたバームクーヘンが結婚内祝いのお菓子の定番となっていることから、結婚内祝いにお菓子を贈るのも人気があります。
有名スイーツショップや有名老舗和菓子店などの、自分ではあまり買おうと思わない高級なお菓子が喜ばれます。
バームクーヘンをはじめとした焼き菓子や、月餅、羊羹、ゼリーなど、日持ちのするものの中から、相手の好みや家族構成に合わせて選びましょう。子どもの多い家庭には、クッキーやゼリーなど小さめのお菓子がたくさん入った詰め合わせ、高齢の家庭には羊羹やプリンなどの柔らかめのお菓子がおすすめです。
また、職場全体で結婚祝いをいただいた場合のお返しには、個包装されたお菓子の詰め合わせが適しています。
タオルセット
3,000円〜10,000円 (税込)
タオルはどの家庭でも毎日使うものなので、何枚あっても嬉しいアイテムのため、ちょっとしたお返しに人気です。そのため、結婚内祝いにも、タオルを贈る人は多いです。
贈る際には、肌触りや質にこだわったタオルを、相手の年代や家族構成に合わせて選びましょう。
例えば、赤ちゃんのいる家庭にはガーゼタオルや無撚糸の柔らかいタオル、子どものいる家庭にはかわいいワンポイント入りやパステルカラーのタオル、一人暮らしの若者にはスタイリッシュな柄のタオル、高齢の家庭にはシンプルカラーの柔らかい肌触りのタオルなどがおすすめです。
カタログギフト
5,000円〜30,000円 (税込)
結婚後は生活環境も変わり、いろいろと慌ただしいことが多いです。そんな中で「結婚内祝いを選ぶのはちょっとしんどい」といった場合や、「本当に欲しいものを贈りたいけどわからない」といった場合は、カタログギフトをおすすめします。
カタログギフトなら、金額ごとに数種類のカタログから選ぶだけなので、あれこれ考えたり選んだりする負担はかなり減ります。
ただ、同じ金額でもカタログによって品揃えの豊富なカテゴリーが異なります。お酒が好きな人にはお酒の種類が充実しているカタログ、グルメ嗜好の人にはグルメがたくさん掲載されているカタログがおすすめです。また、子どものいる家庭にはおもちゃやレジャー用品が充実しているカタログを選ぶなど、わかる範囲でピッタリなものを選びましょう。
結婚内祝い(結婚祝いのお返し)プレゼント一覧
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商品名 | カタログギフト | タオルセット | お菓子・スイーツ | 食器 | お酒 | グルメギフト | コーヒー・紅茶ギフト | 調味料セット | フルーツ | 洗剤セット |
価格 | 5,000円〜30,000円(税込) | 3,000円〜10,000円(税込) | 3,000円〜10,000円(税込) | 5,000円〜10,000円(税込) | 5,000円〜10,000円(税込) | 5,000円〜10,000円(税込) | 2,000円〜10,000円(税込) | 2,000円〜10,000円(税込) | 2,000円〜10,000円(税込) | 2,000円〜10,000円(税込) |
詳細 |
結婚祝いのお返しをする時期はいつ?渡し方は?
結婚内祝いはいつ贈る?渡し方は?
n- n
- 挙式披露宴後1ヶ月以内を目安に早めに贈る n
- 結婚式を挙げない場合は入籍後1ヶ月以内を目安に早めに贈る n
- 直接手渡すのが良い n
- 郵送する場合はお礼状を添える n
結婚祝いのお返しをする時期はいつ?
結婚内祝いを贈る時期としては、挙式披露宴後1ヶ月以内が目安ですが、結婚式の報告も兼ねて、なるべく早めに贈りましょう。なお、結婚式前に結婚祝いをいただいた場合でも、お返しはこのタイミングで問題ありません。
また、結婚式を挙げない場合も、入籍後1ヵ月以内を目安に、できるだけ早めにお返しを贈りましょう。
結婚祝いのお返しの渡し方は?
本来、結婚内祝いは、結婚祝いをいただいた感謝の気持ちを伝えるものなので、直接手渡すのがベストです。相手宅にお伺いして内祝いを渡す際には、風呂敷や紙袋などから取り出して、正面を相手に向けた状態にして両手で差し出します。なお、内祝いを入れていた紙袋や風呂敷は持ち帰りましょう。
また、手渡したいけれどお互いの都合が合わなかったり、相手に時間を取らせるのが申し訳ないといった場合は、お礼状を添えて送るようにします。いただいた結婚祝いを使っている様子などを写真に撮って同封するのもおすすめです。
なお、冷凍や冷蔵で送らなければならない品物の場合は特に、相手が確実に受け取れる日時を事前に確認し、その日時を指定して送るようにしましょう。
結婚内祝いの熨斗(のし)の書き方は?
結婚内祝いののしの書き方
n- n
- 紅白または金銀の結び切りののしを使う n
- 水引の上には「寿」または「内祝」と書く n
- 水引の下には新姓のみ/夫婦の連名/両家の苗字のいずれかを書く n
結婚内祝いには、紅白または金銀の結び切りののしを使います。水引の上には「寿」または「内祝」と書きます。
また、水引の下には「新姓のみ」、「夫婦の連名」、「両家の苗字」のいずれかを書くパターンありますので、親とも相談の上、どの書き方にするかを決めましょう。
夫婦の連名を書く場合は、新郎の姓名を中央に書き、新郎の名前の左に新婦の名前を揃えて書く書き方と、新姓を中央に書き、その下の左右に夫婦の名前を書く書き方がありますので、夫婦で相談して決めましょう。
結婚内祝いプレゼントを贈る際のお礼状の書き方、文例
お礼状の書き方
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- 上質な白便せんに、万年筆やインクペン、毛筆などで書く n
- 間違えても修正ペンや修正テープは使わずに新しい便せんに書き直す n
- 忌み言葉や繰り返す言葉は避ける n
結婚祝いのお礼状の書き方は?
結婚祝いのお礼状は、上質な白便せんと封筒を使うのがおすすめです。ウエディング関連の柄や、季節感のある柄などであれば入っていても問題ありませんが、キャラクターなどがプリントされているような便せんは避けましょう。
また、縦書きでも横書きでもかまいませんが、親族や目上の人に送る場合には、フォーマルな縦書きをおすすめします。ボールペンは少しカジュアルなイメージとなってしまいますので、できれば万年筆やインクペン、毛筆などで書きましょう。
さらに、修正ペンや修正テープで文字を消すことは失礼となります。下書きを行った上で便せんに清書するようにし、書き間違えた場合は、新しい便せんに書き直すようにしましょう。
なお、手紙の内容には、別離を連想する言葉(分かれる/切れる/離れる/去る、など)や、終焉を暗示する言葉(終わる/流れる、など)、関係の悪化を連想する言葉(破れる/壊れる/冷える/飽きる/帰る/返す/戻る、など)といった、いわゆる「忌み言葉」は書かないようにしましょう。
同様に、結婚を「何度も繰り返す」ことを連想するような繰り返す言葉(再び/次々/返す返す/いろいろ/いよいよ、など)も避けるようにします。
結婚内祝いプレゼントはちょっと高級な日用品・嗜好品がおすすめです!
二人の新しい門出を祝っていただいたことは、二人にとってとても幸せなことです。その感謝の気持ちと、これから二人でがんばっていきますという気持ちを込めて、一人一人のお返しを選びたいものです。選び方のポイントや、人気アイテムのランキングを参考に、ぜひ喜んでもらえる結婚内祝いを選んでください。