使うほどに味が出る、牛革製の紐巻きペンケース
くるくると紐を巻き付けて閉じるタイプのペンケース。牛革製で高級感漂うこちらのアイテムは、どのようにして生まれたのでしょうか。
株式会社KAKURA 代表取締役兼デザイナーの石原ゆかりさんに、「紐巻きペンケース futae ブラック」の開発裏話や購入者の声などについて伺いました。
「紐巻きペンケース futae ブラック」開発のきっかけとは?
私はもともと文具が大好きでした。
あるとき、既存の文具の中に私の求めるデザインや機能性を持った文具を見つけられないことがありました。
そこで私は、自分が欲しい文具を自ら手掛けることにしたのです。こうして、KAKURAは誕生しました。
KAKURAのコンセプトのひとつに、「日本のデザイン」があります。
日本では古くから、財布や扇子など様々な物に紐で巻いて閉じる方法が用いられてきました。
このような日本の所作を取り入れた文具を本革で作りたいと考え、当時はまだあまり見かけることのなかった紐で巻くタイプのペンケースの開発に着手したのです。
良質な天然牛革そのものを生かすこだわり
弊社では、選び抜いた革・紙・土を素材とし、それらを組み合わせてものづくりをしています。
「紐巻きペンケース futae ブラック」に使われているのは、エコ基準を満たしている牛革です。
革のエコ基準には、環境面への配慮・革としての機能・加工法などが細かく定められています。
良質な牛革そのものの良さを存分に味わっていただくため、革の加工を最小限に抑える工夫も施しました。
シンプルかつ機能性に優れたデザイン
本商品は、機能性にもこだわって製作されています。
ペンケースの中に入れる物の量が変わっても、閉じる際に紐を巻く回数で容量を調節することができます。
また、できる限り軽い製品を目指し、試行錯誤を重ねました。
そして、切り分けていない一枚の革から、継ぎ目のない立体的なペンケースを作り上げたのです。
マチ部分の厚みは、弊社独自の縫製方法「摘みマチ」によって実現できました。
この「摘みマチ」は、手縫いで丁寧に行なわれていることから、縫い目の間隔はやや広めの5ミリです。
必要最低限の縫い目で仕上げられる方法を追求しました。
縫製部分以外の革は、次第に中に入れた物の形へと馴染むため、味わい深く変化していく様子を楽しむことができます。
古き良き和の所作を取り入れた文具
本商品は、シンプルかつ機能性に優れた紐巻きペンケースを目指して余計な物を削ぎ落とし、苦労の末、完成に至りました。
袋に紐を巻き付けて閉じ、懐や袂、帯の間などにスッと収める動作は、古くから受け継がれてきた美しく粋な所作です。
この紐巻きペンケースによって、日本が誇る美しい所作を忘れることなく、後世へ残していくきっかけになれば大変嬉しく思います。
「紐巻きペンケース futae」を購入した人の感想は?
実際に購入された方や使用された方からは、
「素材の革の質が大変良く、味が出てくるのが楽しみです。」
「家族へのプレゼントに購入したら、とても喜んでもらえました。」
「おしゃれで、かさばらないのが良いです。」
など、嬉しいご感想をいただいています。
経年変化で出てくる革製品独特の光沢も楽しみながら、ぜひ長く使い続けてください。
商品名:紐巻きペンケース futae ブラック
価格:6,600円(税込)
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