日本の伝統文化を生かした雪駄スニーカー
日本で古くから受け継がれる雪駄と、機能的なスニーカーを組み合わせた「unda-雲駄-」。
この革新的なアイテムは、どのように作られたのでしょうか。
今回は、NEWBASIC株式会社のデザインユニット「goyemon」として活動するクリエイティブディレクターの大西藍さんと、 コンセプターの武内賢太さんに、商品の開発秘話やこだわりを伺いました。
「unda-雲駄-」開発のきっかけとは?
私達はもともと日本の伝統工芸に興味を持っており、普段から雪駄を履いていました。
硬くて履きづらいイメージがある雪駄を、ハイテクスニーカーのような柔らかくて履き心地の良いものにできないか、と考えたのが商品開発の始まりです。
ブランドを立ち上げた当初から、クラウドファンディングサービス「Makuake」を通じたユニット活動を視野に入れていました。
そこで、人々の目に留まるよう、雪駄にスニーカーのようなエアーユニットを導入するという、まだ誰も見たことのないような新たなスタイルに挑戦したのです。
古くからの伝統を残しつつ、現代にフィットする形へ
従来の雪駄は、鼻緒が真ん中に付けられており、両足どちらも同じ形状なのが特徴です。
これは日本独自の「もったいない文化」から生まれたもので、左右どちらの足でも履けるようにして靴底の減りを均一にするという目的があります。
そんな日本の良き文化を残すため、「unda-雲駄-」も真ん中に鼻緒を作りました。
また、雪駄にはカロンコロンと音が響くように後ろ金という部分がありますが、アスファルトが多い現代の路面では滑ってしまい危険です。
そういった部分は、アウトソールにデザインとして取り入れることで再現しています。
雪駄だけれど雪駄でない、驚きの履き心地を実現
この商品の一番の特徴は、ミッドソール部分のエアーユニットです。これにより、快適な履き心地を実現しています。
さらに、天板部分には低反発クッションが採用されているので、履いた瞬間の気持ちよさや歩きやすさを体感していただけます。
私達は、「日本の伝統や魅力ある製品を、若い世代や世界の方々に知ってもらいたい。」そんな思いから活動を始めました。
「unda-雲駄-」も、出来る限り従来の雪駄と同じ素材、またはよく似た印象の素材で作っています。
「日本の伝統×最新技術」という新しいスタイルの商品を開発し、より多くの人が日本文化に触れられる機会を作っていけたら嬉しいです。
商品名:unda-雲駄-
価格:18,150円(税込)
▼プロダクトデザインユニット「goyemon」のSNSをチェック!
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トレンド調査 ベストプレゼント編集部
着物や浴衣を着るときはもちろん、日常の生活でも使えるので、若い世代の方におすすめの商品です。
カジュアルスタイルにもモードファッションにもマッチします。
「素敵な伝統文化を受け継いだ雪駄をおしゃれに取り入れてね」
そんな気持ちを込めて、贈ってみてはいかがでしょうか。