細くてそうめんのように食べられる蕎麦

まるでそうめんのように細く、たった2分で茹で上がる蕎麦。コシと喉ごしの良さが魅力のこの商品は、どのように開発されたのでしょうか。
有限会社 天童製麺の企画通販部 オンラインショップ店長の伊藤奈津美さんに「そばそうめん 20袋入り」の開発にまつわる様々な逸話を伺いました。
「そばそうめん 20袋入り」開発のきっかけとは?

弊社は、1988年に山形県天童市で創業した製麺会社です。創業当時、天童市は乾麺の生産が盛んで、東北の乾麺三大生産地のひとつでした。
その頃、山形県の蕎麦と言えば、一般的に「田舎蕎麦」と呼ばれる、太くて色が濃い素朴な蕎麦のことを指していました。
同業他社が多かったなか、当時の社員たちは、日本中の人に親しんでもらえる新しい山形蕎麦を作りたいと考えたのです。
太く歯ごたえのある蕎麦ももちろん美味しいのですが、彼らが思い描いていたのは、スルスルと毎日でも食べられる蕎麦でした。
その蕎麦こそが、「そばそうめん」です。
また、開発者が細く喉ごしの良い蕎麦を好んでおり、「そばそうめん」の開発には彼の好みが大いに反映されているということも、逸話のひとつとして付け加えておきます。
職人の経験と技が生み出す生地

「そばそうめん」の生地は、原料の粉などを混ぜ合わせ、水を加えて作られます。生地の固さを左右するのは、この水の量です。
生地の固さが一定でなければ、切るときの具合や食感などに違いが出てしまいます。
しかし、いつも同じ量の水を入れれば良いというわけではありません。
季節などそのときの環境によって水分量を加減しなければ、一定の固さを維持することができないのです。
最も美味しい状態の生地を作り続けるために、開発者の面々は試行錯誤を重ねました。
専用の機具で数値化し、固さを調節しようとしましたがうまくいきません。
苦労して辿り着いたのは、やはり人間の感覚でした。
職人が長年培ってきた経験と技術だけが、毎回異なる必要な水分量を見極め、安定した生地作りを可能にしたのです。
細くてもコシ・喉ごしを感じられる、創業時からの人気商品
「そばそうめん」の特徴は、細さです。
弊社では、本商品の生地を切る際にそうめんを製造するときに使用している切刃と同じものを使用しています。
それにより、開発者たちがこだわってきた、そうめんと同じ幅の蕎麦を切り出すことができるのです。
こうして、弊社が誇る職人によって生み出されたコシと喉ごしを持つ細い蕎麦「そばそうめん」は完成に至りました。
また、本商品には添加物・合成保存料が一切使用されいないので、安心して召し上がっていただけます。
創業から現在に至るまで、弊社を代表する人気商品です。
商品名:そばそうめん 20袋入り
価格:3,680円(税込)
▼天童製麺のSNSをチェック!
・Instagram https://www.instagram.com/tendoseimen/?hl=ja
「美味しいお蕎麦を食べて、毎日元気に過ごしてね」の気持ちを込めて

トレンド調査 ベストプレゼント編集部
2分で茹で上がり、伸びにくいので、料理が苦手な人にも美味しく食べてもらえます。
「温かくしても冷やしても、どちらも美味しいよ」
「食欲がないときにもスルスル食べられるよ」
など、贈るときには細い蕎麦ならではの魅力を伝えてみてください。