ギフトに喜ばれる竹食器ブランド「FUNFAM」をご紹介!
<プロフィール>
FUNFAM株式会社
代表取締役 藤岡 康代
国際線のフライトアテンダントとして世界中を飛び回りながら世界の食文化や料理を研究。
子どもの出産を機に退職し、我が子のアレルギー体質からこれまでの食生活に問題を感じ、
母子ともに健康生活を送れるようにというテーマで自然素材の竹食器FUNFAMとオリジナルレシピを開発。
そして、同じ悩みを持つ同世代のママ達にミールソリューションというテーマで
現代ママと子どものサポートプログラムを始めています。
小食、食わず嫌い、アレルギーを持った娘に考えたイートケアプログラム、
いかに楽しく食べてくれるか、1・3・5歳の成長に合わせた五感を使ったメソッドを開発。
同世代の子どもを持つパパやママに支持されています。
FUNFAM創業のきっかけは?
結婚前はフライトアテンダントとして活躍していた藤岡さん。モノづくりというまったく異なるジャンルにご主人と二人三脚で挑戦した「FUNFAM」ブランドの立ち上げには、創成期ならではの大変さもたくさんあったようです。
ゼロからイチを創り出す強い想いとともに、さまざまな創意工夫にあふれたエピソードを聞かせていただきました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
竹食器誕生のきっかけを教えてください。
FUNFAM株式会社 藤岡さん
結婚をきっかけに、主人はその三代目を継ぐことになりました。
十数年前から、輸入材木や森林伐採の規制などがあったこともあり、「このまま木材を中心としたビジネスを続けていては立ち行かなくなる」という考えから、木材の消費を抑えて竹の消費をアップさせていきたいと思ったんです。
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
でも、竹を普及させていこうと考えると、今までの家具のように高級なものでは買ってもらえません。
もっとリーズナブルなものに落とし込んでいかないと竹の普及につながらない。
さらに、ブランド側の勝手な思い込みではなく、消費者の求めるニーズをとらえた製品づくりをしなければ、というところで、次第に作るものが小さくなっていきました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
ギフトショーなどにも何度も出展され、大手百貨店のバイヤーの方にも注目されるようになったそうですが、その後も順調に売り上げが伸びていったのですか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
百貨店に置いていただいても、売れなければチャンスはそこで終わってしまいます。
そこで、毎週のように百貨店の店頭に出向いて自分でも商品を買ったり、時には友人にお願いして買ってきてもらったりしました。商品が売れれば、また注文してもらえますからね。
販売の棚をキープすることが当時のミッションでした。
BEST PRESENT編集部 さゆり
他にもたくさんのご苦労やチャレンジがあったのだと思いますが、FUNFAMブランドの確立に手ごたえを感じられたエピソードはありますか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
「御社のようなホテルでこそ竹食器を使ってもらいたい」と口説き、お子さまそれぞれの名前を入れてクリスマスギフトとしてお贈りしたことがきっかけで導入がはじまりました。
大手百貨店や高級外資ホテルに認めていただけたことで、ブランドの信頼度がより高まったように感じます。
竹の食器に込めた想い
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
古くから縁起物として扱われていますし、熱伝導率が高く、エジソンが発明した白熱電球のフィラメント(熱電子を放出する細い線)にも日本の竹が使われたとか。
さらに、イネ科の植物なので森林伐採には該当しないし、むしろ消費を進めることによって竹害を防ぐことにもなります。
こんな良い素材はない、ということで日本全国の竹の産地や産業振興などを調べて、竹の伐採から加工、市場に出回るまでのプロセスを勉強していきました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
別々だった個人が結婚して子どもが生まれ、父と母になる—。
関係のなかった人たちが少しずつ時間を重ね、一緒に食事をする中で「家族」がつくられていくんだな、と実感したことです。
食べることを中心にした団らんの時間を家族で共有することはすごく大事で、私たちの作るこの竹食器がそのツールになってほしいという想いがありました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
「FUNFAM」というブランド名はどのようにして考えられたのですか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
「竹=パンダ」ということで、親子パンダがロゴの由来です。
私たちの竹食器は、「親子で楽しく」をキーコンセプトにしているんです。
使いやすさを追求したFUNFAMの竹食器のこだわり
竹という天然素材から作られる食器は、そこに関わる多くの人々の技術があってこそ、製品としての完成度がさらに高まります。
藤岡さんに、FUNFAMの竹食器に込められたこだわりを詳しく解説していただきました。
匠の技術だからこそ国産にこだわる
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
一方で製造側のデメリットとして、固くて節があるため板状にする加工などが難しい点が挙げられます。
また、竹は糖分が高く、製品に糖分が残っていると虫食いの原因になってしまいます。そこで、竹を湯がいて完全に糖分を抜く必要があるのですが、その下処理がすごく大変です。
とても大変な作業のため、他社の参入はほぼありません。
BEST PRESENT編集部 さゆり
そんな手間のかかる製品づくりを叶えているのは、もともと抱えていらっしゃった職人さんの腕によるところが大きいのでは?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
お子さまが使うものということもあって、ご両親の不安を取り除くためにも日本ですべて製造することをモットーにしているんです。
そのため、加工や製造過程においてさまざまな技術が必要なのですが、国産の技術でできる、ということが重要です。
職人の高い技術はもちろん、機械や道具も含めて、十分それに応えられるメンバーや環境に恵まれているからこそ、実現できていると思っています。
使いやすさとお手入れのしやすさ
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
竹材は三層構造になっているのですが、中央の層は着色ではなく、竹をスモークする時間の違いで色の違いをつけているんですよ。
赤ちゃんは1歳くらいで視力がだいたい0.7なので、ここがお皿のヘリ、ということが実はなかなか分かりにくいんですね。
なので、赤ちゃんへのガイドとして、茶色っぽくなっているところがお皿の端ということが分かりやすい設計にしています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
他にも、茶色いラインはお母さんが盛りつけの目安にすることもできて、赤ちゃんにはもちろん、ママにもやさしい設計になっているんですよね?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
さらに、食器には21mmの高さがあります。
これは、赤ちゃんがスプーンで食器のヘリを使って食べ物を持ち上げたときに、下に落ちないで必ずスプーンに戻る高さなんです。
高さや角度の違う食器をたくさん用意して、何人か同じ食器でグループ分けし、それを何度も繰り返すのですが、そうするとある1チームだけが必ず上手に食べられるんです。
それが何mmなのか、角度が何度なのか、たくさんのお子さまにご協力いただいて、ここに辿り着いたんですよ!
BEST PRESENT編集部 さゆり
そんな考え抜かれた子ども向け食器ですが、食事を作るママにとっての扱いやすさのポイントはどんな点ですか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
毎食毎食使っていただいても、洗って伏せておくだけで大丈夫です。これなら、ママだけでなく、パパでも簡単にできますよね。
ママ業の忙しい中では、食器のお手入れに時間をかけてはいられません。
ハードに毎食使ってもらうためには洗いやすさはすごく大事だし、いちいちすぐに拭かないといけないのはダメ。そういうのを全部なくして、使う側のことを考えながらつくっていることも特徴のひとつです。
「食べること」が楽しく感じられるデザイン設計
BEST PRESENT編集部 さゆり
お皿のデザインで一番ポイントにしている点はどんなところでしょうか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
「これはもう私の食器だよ」って小さな赤ちゃんでも思えるような、「これで食べたら楽しいな」と思ってもらえるようなデザインを採用するようにしています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
男の子と女の子では好みの違いもあるのでしょうか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
同じ食べ物が盛られていても、子どもが「これかわいい、楽しい」と思うだけで、こっちのお皿だと食べないのに気に入ったお皿だと食べる、ということが起こるんです。
ママたちも盛りつけることを楽しんでくれたらいいなと思います。
長く使ってもらえる耐久性へのこだわり
BEST PRESENT編集部 さゆり
やはり毎日使うものですし、丈夫さといった点は気になる方も多いと思いますが…。
FUNFAM株式会社 藤岡さん
最終工程でウレタン塗装でコーティングをかけているのですが、当然ながら食品衛生規格をクリアした塗料のみを使用していますし、ひとつひとつ職人が丁寧に、何層もコーティングしています。
塗装が甘いと、油分がお皿に染み込んでしまったりするんです。
FUNFAMの食器は十分な強度を持たせたコーティングをかけていますから、油分もするりと落ちますし、良い状態で長くお使いいただけますよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
しかし、丈夫で長持ちすると、なかなか買い替えてもらえないのではないですか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
でも、基本的にはお子さまの名前を入れることもできる商品なので、自分の子どもの誕生日や名前が入っている食器は、みなさんとても大切にしてくださいます。
何年経っていても修理可能!長く使うためのコツは?
お気に入りのもの、名前が入ったものは特に長く使いたいですね。
FUNFAMでは修理も依頼できるということで詳しくお話を伺いました。
また、長く使うための普段のお手入れ方法もチェックしてみてください!
FUNFAM株式会社 藤岡さん
BEST PRESENT編集部 さゆり
保証期間などなく、いつでも依頼できるのでしょうか?どんな修理も可能なんですか?
FUNFAM株式会社 藤岡さん
修理できた方がすごく喜ばれるし、“物を大事にする”ということを実際に子どもに教えてあげられるのも良い点だと思います。
割れているけれど破片はある、使い続けてコーティングが薄くなった、などでの修理のご要望には、ほぼすべて対応しています。削り直したりすると、新品のようにけっこうきれいな状態になるんですよ。
職人が判断して適切なリペアを施します。
BEST PRESENT編集部 さゆり
竹食器を長く使うための、お手入れのコツなどありましたら教えてください。
FUNFAM株式会社 藤岡さん
水気の多い場所に長時間置いておくと、黒カビが発生することがありますので、お気を付けくださいね。
普段のお手入れでは、中性洗剤で洗ってすすいだ後、立てかけて自然乾燥していただければ大丈夫です。
プレゼントに人気の竹食器ランチプレートをご紹介!
世界に一枚しかない名前入りプレートを出産祝いやお食い初めの贈り物に!
名前、生年月日、時間、出生体重、メッセージなどを刻んで唯一無二の贈り物に仕立てることができる、出産祝いにぴったりのFUNFAMの竹食器シリーズ。
プレートの他に、マグカップやフォークやスプーンへも名入れできます。
バランサーセット
出産祝いで一番人気のバランサープレート。4つに仕切られていて、バランス良く離乳食を盛りつけることができます。
プレートのフチの高さや角度は、子どもが上手にスプーンを使うことができるよう設計されています。
忙しいママでも栄養の偏りをなくせるガイド付きなのも魅力です。
価格 5,292円(税込)
FUNFAM株式会社 藤岡さん
こんな料理を盛りつけるといいよ、というガイドになるように、野菜や魚などのレーザー彫刻をしていて、栄養面で安心できる点もご好評いただいています。
またこのプレートは、中学生くらいでも十分な量を盛りつけることができるサイズで、お子さまが成長しても長く使っていただけます。
BEST PRESENT編集部 さゆり
デザインも素敵なプレートだから、インスタ映えもしますよね!
長く使えるという点でも、「気に入ってくれたらいいな」という贈る側の気持ちにもしっかり応えてくれています。
カープレートセット
男の子の出産祝いギフトで一番人気はやっぱり「車」モチーフ!
男の子が大好きな車の形をしたプレートのセットは大人気です。
大好きな乗り物の形をしたお皿に盛りつけてあれば、苦手な食べ物でも自然と食べられるようになっていきます。
価格:5,292円(税込)
FUNFAM株式会社 藤岡さん
車が好きなお子さんには、「車の後ろの窓のものを食べてみたら?」「窓が全部見えたらママに教えて」というふうにお話してみましょう。
これは絶対に食べない!という苦手なものでもしっかり食べて、「ママ、窓見えたよ」などと教えてくれたりするんですよ。
ほめられると、翌日も一生懸命食べてくれるようになって、今まで嫌いだった食べ物も食べられるようになったりします。
BEST PRESENT編集部 さゆり
食事は毎日のこと。好きな形のお皿で食事をしたり、ほめてもらったりするうちに、いつのまにか食べることへの苦手意識が薄れていくのは、ご両親にとっても嬉しいことですね。
ジャッキー ランチプレートセット
人気の絵本「くまのがっこう」のキャラクター、クマの女の子・ジャッキーがモチーフです。
スモークした竹の茶色のラインが小さな子どもの視力でも認識しやすいうえ、平らなので手づかみ食べでも食べやすいと好評を得ています。
価格:5,724円(税込)
FUNFAM株式会社 藤岡さん
知育的な意味合いから、「くまのがっこう」の絵本と一緒にプレゼントされる方も多いですね。
顔の部分に食事を盛りつけるのですが、耳のところのスペースが小さめなので、そこにソースやヨーグルト、フルーツなどを入れたりする使い方もできます。
比較的コンパクトで、小さなお子さまに使っていただきやすいです。
BEST PRESENT編集部 さゆり
本当にかわいくて、女子高生に人気というのも納得です!
クマのモチーフなら、子どもの性別を問わずに贈れますね。
FUNFAMの竹食器を通して伝えたいこと
BEST PRESENT編集部 さゆり
FUNFAM株式会社 藤岡さん
天然物の手触りのぬくもりや目にやさしい色合い。そんな「本物」に、日々の食事の中で触れる経験を、ぜひお子さまが小さな頃からしていただきたいという想いがあります。
スタッフ皆がいつでも考えているのは、子育てを頑張るママやパパに少しでも楽しい時間を過ごしていただきたいということです。
忙しいママ業の中で、時には手抜きもしたいこともある。そんなとき、既成のプラスチック容器のままではなく、気に入った食器に盛りつけるだけでも食欲が違ってきます。
「見た目の食欲」も大切ですので、忙しいお母さまほど便利に使っていただきたいですね。
離乳食研究家 YASUYOさんのレシピをご紹介!
BEST PRESENT編集部 さゆり
そのレシピの一部をこちらでもご紹介します。
BEST PRESENT編集部 さゆり
「見た目の食欲をケアしてあげる」ことは、小さな子どもの食の体験をとても豊かなものにしてくれるのだなと感じました!
藤岡さん、ありがとうございました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
今回は、家族団らんの食卓を演出する、安心安全で使いやすい子ども向け食器をすべて国内で作っている竹食器ブランド「FUNFAM(ファンファン)」をご紹介します。
創業のきっかけやブランド創成期の苦労話とともに、竹の食器に込められた想いを、FUNFAM創業者であり離乳食研究家・フードデザイナーの藤岡泰代さんに伺っていきます。
忙しいママの助けになり、「食べる」ことの大切さも伝わるこだわりの竹食器は、出産祝いの贈り物としてもぴったり。
これからママになる人にはもちろん、子育て中のママ・パパにもぜひ知っていただきたい魅力が満載です。
それでは、藤岡さんよろしくお願いいたします!