綿タオルより3.3倍吸収する「マイクロファイバーカラリクオ バスタオル」の開発秘話に迫る！｜株式会社シービージャパン

綿の3.3倍もの吸水力を誇る「マイクロファイバーカラリクオ バスタオル」。高い機能性は、どのようにして実現されたのでしょうか。

株式会社シービージャパンの企画開発部課長である脇田俊治さんにインタビューし、商品が完成するまでの開発秘話や、ヒットする商品づくりの秘訣をうかがいました。

今ほどマイクロファイバーが一般的ではなかった時代から、弊社ではマイクロファイバー製の掃除用品などを開発・販売していました。

しかし、普及が進むにつれて他社でも似たような商品が売られるように。

競争が激しくなり商品の撤退を決めた頃、製造をお願いしている工場から新しい生地を提案され、「タオルに向いている」と発想したことが開発のきっかけです。

完成までに苦労したのは、素材となるポリエステルとナイロンの混合率や、パイルの形状を決めるまでのプロセスです。

どちらも少しの変化で吸水率が微妙に変わってくるため、ちょうど良い落としどころを探る必要がありました。

結果的にはパイルカットすることで吸水力がアップすることがわかり、現在の形を採用しています。
また、当初は裏側がゴワゴワしてしまうことが課題でしたが、試行錯誤を重ねて表と裏のギャップを小さくしていきました。

その他にも、よく水を吸う分重くなりやすいので、バスタオルとして最適な薄さと軽さを追求することも重要なポイントでした。

ひとつの商品を作り上げるために不可欠なのは、工場との切磋琢磨と社員同士の意見交換の2つです。

自社工場を持たない弊社にとって、工場との信頼関係はとても大切です。
工場から新素材などを提案いただき、私たちがそこから発想を広げ、互いに洗練させていくことで新しい商品が生まれます。

また、社員はみな一人暮らしであったり、子育て中であったりと立場は違いますが、ひとりひとりが生活者です。
新商品に対して部署の垣根を越えて意見を交換し、世に出るまでのブラッシュアップを重ねています。

この「マイクロファイバーカラリクオ バスタオル」も、吸水性が高くカラフルで可愛いバスタオルを、との視点から生まれました。

商品名：マイクロファイバーカラリクオ バスタオル
価格：1,620円（税込）

・Instagram https://www.instagram.com/cbjapan_official/