美しい表紙とレトロな雰囲気が印象的なノート
見た目が美しいうえ、書き心地も良いノート。この個性的な、商品はどのようにして開発されたのでしょうか。
今回は、満寿屋の方に「MONOKAKI N1」の開発秘話や使用者の感想などについてお話を伺いました。
「MONOKAKI N1」開発のきっかけとは?
満寿屋では、オリジナルの紙を使用した原稿用紙や便箋などの紙製品を取り扱っています。
オリジナルの紙を開発したのは、1970年代のことです。
当時、作家は万年筆を使うことが多かったので、満寿屋では製紙会社と協力しながら万年筆で書くのに適した紙の開発を始めました。
紙の色は、真っ白だと光が反射して目に負担がかかってしまうことからクリーム色を採用し、できあがったのが満寿屋オリジナルのクリーム紙です。
クリーム紙を使った製品は、現在に至るまでお客さまに愛され続けています。
そして、ありがたいことに「ノートのように日常使いできる商品が欲しい」との声を頂き、そのご要望にお応えするかたちで「MONOKAKI N1」を制作することになりました。
ノートという未知の世界への挑戦
一口にノートを作ると言っても、すぐに完成したわけではありません。
私たちはそれまで原稿用紙を中心に製造してきたので、ノートを作るにあたり、まず製造会社を探すことから始まりました。
それには多くの時間を費やすことになりましたが、大切にしてきた人脈を頼り出会えたのが、私たちの思い・要望などを理解していただける製造会社です。
綿密な話し合いを重ね、互いに協力しながらノート作りを進めることで、納得のいく一品に仕上がりました。
その会社には、現在も「MONOKAKI N1」の製造を担っていただいています。
満寿屋のイメージを形にした表紙デザイン
ノート全体のイメージを決めるのは、表紙のデザインです。
一目で満寿屋のノートだとわかるような、ブランドのイメージにぴったりのデザインを求め、たくさん悩みました。
満寿屋の商品には、「和」の印象を持たれている方も多くいらっしゃいます。
そのイメージを大切に、表紙の素材には和紙を使用し、デザインの手法には版画や切り絵を用いることに決めました。
とはいえ、版画や切り絵の作家に心当たりがあった訳ではありません。
イメージを形にしてくれる作家を探し求め、苦労の末に出会えたのが、きりえ画家・高木亮氏です。
高木氏による複数の文房具があしらわれた表紙のデザインはまさに私たちのイメージ通り。「MONOKAKI N1」はとても素敵なノートに仕上がりました。
妥協なくこだわりを追求した逸品
「MONOKAKI N1」には、機能的な特徴がいくつかあります。厚い見返しもそのひとつです。
ノートカバーをかけた場合、表紙をポケットに差し込むと内側に段差ができ、筆記に支障をきたします。それを防ぐ下敷きの役割を果たせるよう、見返しを厚くしました。
罫線の幅は、太字の万年筆でも文字が無理なく収まる少し太めの9mmです。さらにどのページでも開きやすいよう、紙の綴じ方も工夫しています。
こだわりや工夫が詰まった「MONOKAKI N1」の名は、満寿屋ブランドを象徴する商品になって欲しいという願いを込めて命名しました。
「物書き」とも呼ばれる作家が使用する原稿用紙から始まったブランドの商品として、相応しい名だと思っています。
満寿屋のノートを使用した人の感想は?
実際に本商品を使っていただいている方からは、
「私は万年筆を使用しますが、満寿屋の紙でできたノートだけあって、とても書きやすいです。」
「表紙のデザインが美しく、中の紙質も好みで、ずっと愛用しています。」
「いろいろなノートの中で、一番書き心地が良いと思います。」
など、嬉しいご感想をたくさん頂戴しています。
何ひとつ妥協することなく、熱い思いとこだわりを詰め込んだ「MONOKAKI N1」の使い心地の良さを、ぜひ体感してください。

商品名:MONOKAKI N1
価格:1,540円(税込)
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「特別感のあるノートで、書く楽しみを味わって。」の気持ちを込めて

トレンド調査 ベストプレゼント編集部
高級感があるため、書くことが好きな人や文房具好きな人への贈り物におすすめです。
「書くことを楽しんで、仕事も楽しめますように」
「気持ち良く書いて、趣味の時間を楽しんでね」
など、何を書くか考えることさえ楽しみになるような言葉を添えて、贈ってみてください。