手の熱を伝えてアイスを素早く溶かすスプーン
「WARM TECH SPOON TYPE S」には熱伝導率(熱の伝えやすさ)の高い素材が使われており、固いアイスでも手の熱を利用してスッと差し込むことができます。
このスプーンが誕生するまでには、どんな紆余曲折があったのでしょうか。
鈴木工業株式会社 企画開発室リーダーの原 嘉仁さんに開発秘話を聞きました。
新素材を使ったアイススプーンが誕生したきっかけ
弊社では、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の研究を行っています。
まだまだ耳慣れない名前かと思いますが、CFRPは種類や製造方法によってさまざまな特性をもつ新素材です。
研究の中で、高い熱伝導率を持つCFRPを低コストで製造できる方法が見つかりました。
それをきっかけに、アイスを食べるのに最適なスプーンが誕生したのです。
試作を重ねて熱の伝わりやすさを追求
熱伝導率の高いCFRPといっても、素材の種類や製造方法によってその性質はさまざまに変化します。
そのため、実際にアイスや氷を溶かして熱の伝わり方を計測しながら、どのCFRPにするのかを決定しました。
また、素材だけでなくスプーンの形状も、熱の伝わり方を左右する大事な要素です。
30種類以上を試作し、開発メンバーがアイスを試食しながら、食べやすい形を模索しました。
口当たりの良さにもこだわって製作
またアイスを食べるためのスプーンとして、先端の形状にもこだわりました。
口当たりや舌触りが良ければ、同じアイスでもより美味しく感じられるはずです。
お客様の口に入る部分なので、なめらかな曲線になるよう調整し、職人の手作業による仕上げ加工を行っています。
商品名:WARM TECH SPOON TYPE S
価格:3,300円(税込)
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・Instagram https://www.instagram.com/warmtechspoon
トレンド調査 ベストプレゼント編集部
素材に金属が使われていないので金属アレルギーの方も使えるうえ、名入れ可能で特別感も演出できます。
また、舌触りや口当たりにもこだわって作られているため、アイス好きな方へのプレゼントとして喜ばれるでしょう。