アイスクリームでできた苺のショートケーキ
見た目は苺のショートケーキそのものの、かわいらしいアイスクリームケーキ。見栄え抜群のこの商品は、どのように開発されたのでしょうか。
欧風創作菓子店「ベルグの4月」の方に、「ストロベリーショートケーキ」の開発秘話や購入した人の感想などのお話を伺いました。
「ストロベリーショートケーキ」開発のきっかけとは?
本商品は、アントルメグラッセという種類のお菓子です。
アントルメグラッセは「アイスクリームケーキ」を意味するフランス語で、ヨーロッパでは専門店があるほどよく知られています。
しかし日本では、アントルメグラッセと呼ぶにふさわしいお菓子があまり出回っていませんでした。
そこで私たちは、自分たちでアントルメグラッセを作り、その美味しさを多くの人に知ってもらいたいと考えたのです。
当店は2007年にアイスクリーム専用の工房を建て、アントルメグラッセの本格的な製造・販売を開始しました。
そして、ケーキの中でも不動の人気を誇る苺のショートケーキのアントルメグラッセ、「ストロベリーショートケーキ」の開発を始めたのです。
苺を冷凍で使用するための工夫
本商品の製作において、とくに難しかったのは苺の取り扱い方でした。
苺を冷凍するとみずみずしさはシャリシャリとした食感へ変わり、味も本来とは違うものになります。
そこで、本来の苺の風味を生かしつつほかの食材とうまく調和させるため、冷凍した生の苺はデコレーションのみに用い、それ以外にはコンフィチュールを使うことにしたのです。
コンフィチュールはフランスの保存食でジャムに近いものですが、ジャムより果実の存在感があります。
そんな苺のコンフィチュールを当店で製造し、バニラアイスクリームへたっぷり混ぜ込みました。
それによって、スポンジケーキでサンドしたバニラアイスクリームの層は、きれいなマーブル模様に仕上がっています。
デコレーションに使用した牛乳のソルベ
通常のショートケーキの表面は、生クリームでデコレーションされています。私たちも、生クリームを使用した試作をくり返しました。
しかし、冷凍では生クリームの特徴を生かすことができません。
試行錯誤の末に私たちが辿り着いたのは、生クリームでもアイスクリームでもなく、牛乳のソルベでした。
シャリっとした食感の牛乳のソルベとふんわりしたスポンジ、マーブル模様のバニラアイスクリームを一緒に食べると、すべてがバランス良くまとまります。
牛乳のソルベを使うことにより、すっきりした味わいのアントルメグラッセ「ストロベリーショートケーキ」が完成しました。
パティシエが作るアイスクリームケーキ
「ストロベリーショートケーキ」は、1年を通していつでもご注文いただけるよう考えて作られています。また、未開封の場合発送日から21日間は冷凍保存することができます。
しかし、やはり開封後は品質が落ちてしまうため、ご家族やご友人など4~5名で食べきっていただく想定で、直径約12cmの4号サイズで販売することにしました。
いろいろな試行錯誤を繰り返して作り上げたこの商品により、「ベルグの4月」は日本におけるアントルメグラッセの草分けとして知られるようになりました。
「ベルグの4月」のアントルメグラッセは、当店のパティシエが長年培ってきた洋菓子作りのノウハウを生かし、丁寧に作っています。
他とは一線を画したアイスクリームケーキだと自負しているので、多くの方にお楽しみいただけたら嬉しく思います。
「ストロベリーショートケーキ」を購入した人の感想
ご注文いただいた方からは、
「孫への誕生日プレゼントとして贈ったところ、とても喜ばれました。」
「さっぱりしていて、食べやすく美味しかったです。」
「遠方への友人に贈りました。アイスクリームが大好きな人なので感動してもらえました。」
など、たくさんの嬉しいお声を頂戴しています。
ギフトとしてもらったことをきっかけに美味しさを知り、注文してくださった方もいました。
商品名:ストロベリーショートケーキ
価格:3,120円(税込)
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トレンド調査 ベストプレゼント編集部
日本全国に配送してもらうこともできます。
贈るときには、
「さっぱり味なので、家族みんなで美味しく食べられるよ。」
など、子どもから大人までが楽しめる味わいであることも伝えてみてください。