食卓をおしゃれに見せるカッティングボード
シンプルからキュートなデザインまで、多種多様なデザインがあるカッティングボードは、食材の下ごしらえだけでなく、食卓をおしゃれに彩る役割もあります。
とくに、木製のカッティングボードは、ナチュラルな魅力を活かしたデザインのものが多く、チーズやフルーツ、フランスパンなどを盛り付けるだけでも、テーブルをセンス良く見せてくれます。
さらに、おしゃれなカッティングボードはインテリアとしても使えるものが多く、置くだけでキッチンを華やかに見せてくれます。
おしゃれで長く使えるカッティングボードの選び方
素材には、上質な木材を使ったものを選ぶ
自宅用やプレゼント用を問わず、カッティングボードを選ぶのであれば、良質な木材を使ったものがおすすめです。
木材を使ったカッティングボードは、プラスチックやゴム製のものと比べて安定感があるだけでなく、ナイフや包丁の刃を傷めにくいという特徴があります。
また、カッティングボードに使われている木材は、一般的に家具やフローリングなどにも使用されているもののため、耐久性もあり壊れにくいのも魅力です。
美しい木目と色合いで選ぶならアカシアのカッティングボード
アカシア材は、独特な木目と重厚な色合いが特徴の木材で、堅牢で衝撃に強く、傷みにくいことからフローリング材や家具などに多く使われています。
その耐久性と深みのあるナチュラルなカラー、美しい木目を活かし、カッティングボードの素材としても使用されることが多いです。経年変化していく独特な風合いも人気を集めています。
丈夫さと美しさを両立したカッティングボードがほしいという人におすすめの木材です。
抗菌や耐久性で選ぶならひのきのカッティングボードが人気
ヒノキは、耐久性に優れ、加工がしやすいため古くから建材や家具などによく使われている木材です。
ヒノキの香り成分に含まれているヒノキチオールには、雑菌の繁殖やカビの発生を防ぐ抗菌作用のほか、防虫効果もあります。
しかし、日本産のひのきは、ヒノキチオールの含有量が少なめなので、より強い抗菌・防虫効果を求めるのであれば、外国産のひのきを使ったカッティングボードがおすすめです。
高級感漂うウォールナットのボードは乾燥にも強い
ウォールナットと言えば、ギターなどの楽器に使われている高級木材ですが、実はカッティングボードにもよく使われています。
乾燥に強く、一度乾けば歪みによるサイズの変化も起こりにくいうえ、衝撃に強いので破損の心配が少ないのが魅力。重厚で美しい高級感漂う木目と色合いは、年を経るにつれ深みを増していくのも人気の理由です。
高品質の木材のため、ずっと使えるカッティングボードがほしいという人におすすめします。
ブナ製のカッティングボードは、きめ細かく、刃当たりがよい
ブナ材は、ビーチ材とも呼ばれ、粘りが強く重厚なため耐久性に優れているのが特徴です。割れにくいため、建材や家具の素材としてもよく使われています。
ブナ特有のきめ細かい木目は、見た目の美しさだけでなく包丁やナイフの刃に対しても当たりがよいという魅力があります。包丁の刃を傷めずに使えるのは嬉しいですね。
そのため、ブナ材のカッティングボードを選ぶときは、木目のきめ細かさに注目して選ぶのをおすすめします。
エコで使い勝手の良いラバー材のカッティングボード
ラバー材とは、ゴムの木のことで、ゴムの原料となる樹液が取れなくなった木を再利用して作られます。そのため、エコに関心のある人から多く選ばれています。
さわり心地は滑らかで柔らかく、建材としては不向きと言われています。しかし、包丁やナイフの刃を傷めにくいため、まな板やカッティングボードの素材として人気です。
また、ラバー材特有の木目や色合いは、使い込むごとに味わいを増していくため、長く愛用できます。
使うシーンを考えて形を決める
カッティングボードは、シンプルな長方形だけでなく素材の質感を活かしたスクエア型やラウンド型など、多種多様な形があります。
なかでも、りんごや豆などのポップでキュートな形をしたものなど、ちょっとユニークな形のボードが人気を集めています。そんなおしゃれなボードはカットより盛り付けに使うのがおすすめです。
もし、パーティーなどでサーブボードが必要な場合はおしゃれなカッティングボードを選ぶと、より食卓が華やかになります。
両面が使えるものを選ぶ
カッティングボードでは、表と裏リバーシブルで使えるものが人気。表面は肉や魚用に、裏面は野菜やフルーツ用にと、切る食材によって使い分けることができます。
なかには、表面は食材を切るためのカッティングボードとして、裏面はワンプレート用のトレーとして使えるものもあるため、使う目的に合わせて選ぶようにしましょう。
おすすめの木製カッティングボード人気ランキングTOP10!
カッティングボードの人気の理由といえば、実用性の高さと、やはりおしゃれで素材感を活かしたデザイン性の高さでしょう。とくに木材のナチュラルな色合いや木目の美しさを活かしたものは、料理を切り分けるサーブボードとして大いに活躍してくれます。
そこで今回は、素材感を活かしたシンプルなものから、ポップでキュートなものまで、調理や食卓が楽しくなるようなカッティングボードをご紹介していきます。
第10位 Ita cutting boardセット(ヨシカワ)
ヨシカワの「Ita cutting boardセット」は、木製のボードに樹脂製の黒いプレートがセットされた、おしゃれなカッティングボードです。
白木と黒のコントラストが、実にスタイリッシュな魅力を放っています。
シンプルでスッキリとしたデザインは、かさばりにくく置く場所に困りません。また、プレートは取り外し可能でそのまま洗えるので、衛生的です。
白木と黒いプレートの間に溝が作られていて、食材から出る汁などでキッチンを汚さないのもおすすめの理由です。
【素材】木・ポリエチレン
【サイズ】
木製ボード W320×D230×H25mm
樹脂製ボード W260×D170×H10mm
【重さ】1.28kg
第9位 ヒノキカッティングボード Sサイズ(ツヴィリングJ.A.ヘンケルス)
「ヒノキカッティングボード」は、キッチン用品ブランドとして知られるツヴィリングJ.A.ヘンケルスが手掛ける、日本製の高級カッティングボードです。
サイズ、重さともにコンパクトで、付属の桜製のスタンドを使えばスマートに収納できます。
素材には高品質の四万十ひのきが使われ、弾力性、柔軟性共に優れています。
滑らかで、包丁の刃先に優しい使い心地は、思わず感動したという声もあるほどです。
板目や木の色合いをそのまま活かしたデザインは、シンプルで自然な魅力にあふれています。
ナチュラル志向の人へのプレゼントにも、ぜひおすすめしたいアイテムです。
【素材】四万十ひのき・桜
【サイズ】W230×D230×H40mm
【重さ】399g
第8位 木製まな板・カッティングボード「Bean」(木香屋)
木香屋の手掛ける木製まな板・カッティングボード「Bean」は、その名の通り、豆の形をしたおしゃれなカッティングボードです。
テーブルに置いてもかさばらない大きさで、チーズなどを切り分けるサーブボードとしても使えます。
素材には、家具などに使われるアルダー材が使われているので、刃先を傷めず使えるという声もあります。
また、アルダー材ならではのナチュラルで温かみのある質感が、キッチンにソフトな魅力を与えてくれます。
さらに、好きなフォントを選んで名前をレーザー刻印する名入れサービスもあり、母の日などのプレゼントとしてもおすすめです。
【素材】アルダー材
【サイズ】W230×D185×H21mm
【重さ】320g
第7位 プロップメット(ikea)
「プロップメット」は、インテリアブランドIKEAが手掛けるカッティングボードで、丈夫で品質の良いビーチ無垢材を素材に使っています。
サイズは少し大きめで、まな板としてだけでなく、サーブボードとしても使えます。
重量は1.46kgと少し重めですが、それだけ安定感があり、テーブルからずれたり、切っている最中に動いたりといった心配がありません。
また、包丁の当たり具合もよく、音も心地よく響くので、「料理が楽しくなる」といった声もあります。
ビーチ材の自然な色合いが、どのようなスタイルのキッチンにもなじむのも人気の理由です。キッチンにナチュラルな魅力をプラスしてくれます。
【素材】ビーチ材
【サイズ】W280×D450×H16mm
【重さ】1.46kg
第6位 カッティング ボード A(ダスホルツ)
ダスホルツの「カッティング ボード A」は、北米の木材を日本の職人が加工した、特徴的なフォルムの日本製ロングカッティングボードです。
持ち手を除いた長さは40cm、幅は15cmで、チーズだけでなくフランスパンなどのサーブボードとしても人気を集めています。
素材は3種類ありますが、特にブラックウォールナットは乾燥することでサイズが安定し、歪みなどが起こりにくくなります。
重さは軽めなので、キッチンからダイニングへの運搬も楽にこなせます。
スタイリッシュなデザインは、キッチンにオシャレな魅力をプラス。カフェ風キッチンなどのディスプレイとしても楽しめます。
【素材】ハードメープル、ブラックチェリー、ブラックウォールナット
【サイズ】W150×D500×H15mm(持ち手は10cm)
【重さ】540g
第5位 カッティングボード 木製 食洗機対応 S ブラック(エピキュリアン)
エピキュリアンのカッティングボードは、天然のセルロース繊維を板状に加工したもので、240gと軽いのが特徴です。
それでいて耐久性や耐熱性が高く、破損に強いので長く愛用してもらえます。
ボードには穴が開いているのでそのまま壁面などに吊るして収納するのもおすすめです。
黒色のシンプルでスタイリッシュなデザインは、近代的なキッチンをよりモダンに見せてくれるといった声もあります。
また、表面は非多穴性で雑菌や水分がボードにしみこみにくく、カビなどの繁殖も防ぎます。
さらに、食器洗浄機で洗うこともでき、常に清潔な状態を保てるのも嬉しいですね。
【素材】セルロース繊維加工品
【サイズ】W205×D155×H6mm
【重さ】240g
第4位 ラバー材 カッティングボード ラウンド(無印良品)
無印良品の「ラバー材 カッティングボード ラウンド」は、素材に柔らかなゴムの木の無垢材を使用しています。
そのため、包丁やナイフの当たりが良く、刃先を傷めません。
直径18.5cm、厚さ2cmとコンパクトサイズで、軽く、扱いやすい点が人気の理由です。
シンプルなラウンド型なので、テーブルなどにも置きやすく、チーズやフルーツなどのサーブボードとしても使えます。
オイル仕上げ以外は塗装などの加工はされていないので、使い込むごとに渋い味わいに変化していきます。
ラバー材特有の板目を活かした、スタイリッシュでナチュラルな魅力にあふれるカッティングボードです。
【素材】ラバー材
【サイズ】直径185×H20mm
【重さ】300g
第3位 カッティングボード&モーニングトレイ L(ケヴンハウン)
ケヴンハウンの「カッティングボード&モーニングトレイ」は、アカシア材を使った北欧テイストあふれるデザインのカッティングボードです。
裏返すことで、ワンプレート用のトレイとしても使え、アウトドアやキャンプなどにも使えるといった声もあります。
素材に使われているアカシアは、硬く、粘り気があるので刃当たりも良好。
重厚でナチュラルな木目と色合いは、使えば使うほど味わいを増していき、より奥行きのある魅力を深めていきます。
大きめサイズで、少し重めですが安定感があります。その利便性から、一人暮らしの人への贈り物にもおすすめできます。
【素材】アカシア
【サイズ】W280×D460×H20mm
【重さ】866g
第2位 カッティング アンド サービングボード M(レズレー)
「カッティング&サービングボード」は、ドイツの調理器具ブランドレズレーが手掛けている高性能のカッティングボードです。
天然のブナ材を使い、ラミネート加工してあるので耐久性が高いのが人気の理由。刃当たりの良さにも定評があります。
1.48kgと重めですが、底に滑り止めのラバーが取り付けてあるため安定感があります。作業中にずれるといった心配もありません。
付属のカッティングマットは柔軟性と耐久力が高く、銀イオンによる抗菌加工が施されています。
特殊な樹脂加工もされているので、ナイフや包丁などによる傷にも強く、長く愛用できます。
【素材】ブナ材・ゴム
【サイズ】W450×D180×H38mm
【重さ】1.48kg
第1位 カッティングボード アップル Sサイズ(ambience)
ambienceの「カッティングボード アップル」は、北欧テイストあふれるポップでキュートなりんごのシルエットが特徴です。
ナチュラルで素朴な可愛さは、ファンシーな魅力にあふれ、キッチンのインテリアとしても楽しめます。
素材には、天然のケヤキ材が使われ、包丁馴染み、耐久性共に優れているのがポイント。
サイズは小さめなので、テーブルの上に置いてもかさばらず、サーブボードとして使いやすいのも嬉しいですね。
また、厚みがあり、しっかりとした作りなので鍋敷きとしても使えます。
おしゃれさと実用性を両立したカッティングボードを贈りたいという人に、ぜひおすすめしたいアイテムです。
【素材】ケヤキ・レザー
【サイズ】W200×D230×H10mm
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このほかにも、四万十ひのきなど上質な木材を使い、熟練の職人によって作られた高級まな板や、キッチンをより楽しく、魅力的な空間にしてくれるおしゃれなまな板などが数多くあります。
料理が思わず楽しくなるようなまな板が欲しい人や、料理好きな人に実用性もおしゃれさも兼ね備えたまな板をプレゼントしたいという人は、下の記事を参考にしてくださいね。
おわりに
多種多様なデザインが魅力的なカッティングボードは、ただの調理器具としてだけでなく、食卓やキッチンをおしゃれに演出してくれるアイテムとしても重宝します。
いつもの食事をより華やかに演出するために、自分好みのおしゃれなカッティングボードをぜひ選んでください。