フードシーラーとは?
フードシーラーは、家庭で簡単に真空パックを作れるという魅力的なキッチンアイテムで、特に仕事や育児で忙しい人におすすめです。
野菜や肉、魚などあらゆる食材や料理を真空にパッキングすることで、鮮度も栄養も保ったまま保存することができます。
フードシーラーを使うと、圧縮されてコンパクトになるので、冷凍庫や冷蔵庫のスペースを有効に使えるという点も人気の理由です。
食材をまとめ買いしたり、おかずを作り置きしておくことで、経済的にも時間的にも大きな節約になるのも嬉しいですね。
キッチンで大活躍するフードシーラーの選び方
使いやすい形状と大きさをチェック
フードシーラーは、製品によって大きさや使い方が様々です。
便利なアイテムだからこそ、使いやすく置き場所にも困らないタイプのものを選ぶことをおすすめします。
キッチンの広さや主に使いたい用途などによって最適なものを選びましょう。
手軽に使えるハンディタイプ
ハンディタイプのフードシーラーは、その手軽さと使い勝手の良さが最大のメリットとしてあげられます。
普段使っている食器に専用の蓋をして真空パックにすることができるタイプも人気です。
キッチンだけでなく、食卓で食べ残したものをパッキングしたり、使う場所や収納場所を選ばずに使いたい人におすすめします。
ただ、手で持って何度もパッキングをする大変さもあり、一度にたくさんの食材をパッキングしたい人は注意が必要です。
高機能な卓上タイプ
卓上タイプのフードシーラーは、ボタンひとつで自動的にパッキングできるものや、水分の多い食品にも使えるものなど、様々な機能や特徴があります。
こんな使い方をしたい!という目的がはっきりしている人は、卓上タイプから選ぶと、自分にぴったりのものを見つけやすいです。
狭いキッチンに置いておくには場所をとるというデメリットがあります。とはいえ、縦にして収納可など工夫がされたものもあるので、使わないときのことも確認して選びましょう。
真空パックの性能をチェック!
人気のフードシーラーの中には、空気を抜くという機能を持たず、ただ袋に封をしてパッキングするというものもあります。
こちらのタイプは、スナック菓子や袋物の食品を保存するのに重宝します。
鮮度や栄養を保ち、ある程度の期間保存したいのであれば、真空状態に圧縮できるものを選びましょう。
ただし、真空状態になるとはいっても、家庭用の製品は完全真空にはなるわけではないので、使い方と注意事項をきちんとチェックして使ってくださいね。
パッキングに使う袋やフィルムは?
フードシーラーで、食材やおかずを真空パックするためには、袋やフィルムが必要です。どんな種類があるのかをここで確認しておきましょう。
対応しているフィルムの幅や厚さを確認
ひとり暮らしや夫婦のみの家庭で使うのであれば、小分けにしてパッキングした方が便利です。
一方、育ち盛りのお子さんがいるご家庭では、たくさんの量を一気にパッキングした方が手間が省けます。
どのくらいの量を一度にパッキングしたいのか考えて、フードシーラーを選ぶことをおすすめします。
幅が足りなくて思ったよりも少ない量しか保存できなかったり、厚みに対応しておらずしっかりと真空状態にできなかったりということは避けられます。
袋やフィルムの素材も要チェック
フードシーラーを選ぶ際には、使用できる袋やフィルムはその製品専用のものだけかどうか、使えない素材はあるかをどうかを必ずチェックしましょう。
また、真空調理に使う際や冷凍したい場合は、使用可能温度も重要なポイントです。
ロールカッター付きが便利
パッキングしたいもののサイズにあわせて、ロール状のフィルムをカットして使うタイプのフードシーラーも人気です。
このタイプは、パッキングするものを選ばずフィルムの無駄も少なく済みます。
ただ、ロール状のフィルムを毎回ハサミでカットしなくてはいけないのが面倒だったり、上手に切れなかったりすることもあります。
その手間を省くためには、ロールカッターが付いたものがおすすめです。
切り口が揃っていると収納時にもきれいにしまうことができます。
使用時の静音性をチェック
フードシーラー使用時に、空気を抜くために「ゴゴゴー」と大きめの音がする製品もあります。
購入前に使用時の音を確かめることは難しいですが、「音が静か」と商品説明や口コミで書かれている製品を選ぶと良いです。
大きな音がしてしまうと使うことを躊躇してしまい、だんだん使わなくなってしまう、というもったいないことになりがち。
静音のものがやはり人気が高く、使用時の音に関しては口コミで触れている人が多いので、参考にするのがおすすめです。
どの程度の機能まで求めるか
フードシーラーには、家庭用と業務用があります。業務用だと、真空にする力が強かったり、いろいろな食材をパッキングできたりと機能が本格的です。
家庭用は、手軽に使えると人気のものから、業務用に劣らぬ機能を備えたものまで、機能面でも幅広いバリエーションがあります。使いたい用途にあわせて選びましょう。
液体や水気のある食材をパックしたい
カレーやシチューなどの汁物を小分けにパッキングして、冷凍保存しておくと便利です。しかしながら、普通のフードシーラーは、水気のある食材のパッキングには向きません。
液体ごとシールしたい場合は、シーラーが水気に対応しているかどうか確認する必要があります。
幅広く使いたいのであれば、液体にも使えるタイプを選んでおくことがおすすめです。
真空の強さを調節したい
しっかりと空気を抜いて強めに真空パックしたいときもあれば、ふんわり緩めの真空パックにしたいときもあります。
食べ物のかたさなどによって真空の強さを調節できると便利です。
料理好きな人やいろんな料理に挑戦したい人は、料理ごとに適した状態にパッキングできるように、真空の強さが調整できるものをおすすめします。
ランニングコストも見逃せない
ほとんどのフードシーラーが、専用の袋やフィルムを使用しています。
シーラー本体が安くても、専用の袋が高いという場合もあるので要注意。トータルでコスパを考えて選ぶのがおすすめです。
まとめ買いや作り置きで節約ができる!と人気のフードシーラーですが、コスパが良くないと使わなくなってしまいます。
専用の袋の価格や安価なもので代用可能かどうかなど、ランニングコストもチェックして選ぶようにしましょう。
おすすめのフードシーラー人気ランキングTOP10!
足の早い食材や、作り置きの料理を保存しておくのに便利なフードシーラーは、一家に一台欲しいアイテムです。
一口にフードシーラーと言っても、使う袋や対応している食品の種類はそれぞれ微妙に違います。
人気のフードシーラーのランキングを参考にして、使い勝手のいいものを選びましょう。コンパクトさやコスパの良さなどにも注目してくださいね。
第10位 フードフレッシュキーパー(ヤミー)
ヤミーの「フードフレッシュキーパー」は、手のひらの上に収まるぐらいコンパクトなサイズながら、強力な吸引力で真空状態を作り出します。
空気がしっかり抜けるので、食品の鮮度を長く保ってくれます。
専用の袋にはチャックが付いているため、簡単にロックができて便利です。袋は丈夫な二重構造で、冷凍焼けしにくく洗えば何度も使えます。
使い捨てではないため、お財布にも優しいところが嬉しいですね。
パッキング終了をLEDライトでお知らせしてくれるため、うっかり忘れてしまうのが心配な人にもおすすめです。
タイプ:卓上
対応素材:専用袋
ロールカッター:なし
第9位 卓上脱気シーラー ダッキー(ソラクル)
卓上脱気シーラー「ダッキー」は、業務用にも使用されている“ノズル吸引式”で、液体も簡単に真空パックできます。
傷みやすい生野菜や魚、肉などの食材の変色や冷凍焼けを防ぎ、鮮度を長く保ちます。
テーブルの上に置いても邪魔にならないコンパクトサイズなので、調理しながら食材を片付けられ調理場もスッキリ!
使い終えたら棚や引き出しに仕舞うことができ、キッチンの外観を損ないません。
「市販の真空パック用袋が使えるため、経済的にも助かる」と主婦や料理好きの人に人気です。
タイプ:卓上
対応素材:市販のポリ袋
ロールカッター:なし
第8位 バキュームシーラー PVS-1000J(クイジナート)
クイジナートの「バキュームシーラー」は、片手で使えるハンディタイプのフードシーラーです。
本体の重量は約550gと軽量で、充電式のため、コードレスで使う場所を選ばず、コードの長さが足りなくて悩むこともありません。
食材のカットや下ごしらえをした状態で真空パックにすると、食材がかさばらずに保存ができます。
鮮度も保てるので、週末に食事の下ごしらえを一気に済ませたい共働き世帯から選ばれています。
専用袋を付属のジッパーロックを使って密閉するので「手で閉じるより力がいらない」と女性にも人気があります。
タイプ:ハンディ
対応素材:専用袋
ロールカッター:なし
第7位 フードシーラー FM5460(フードセーバー)
アメリカの人気No.1ブランド フードセーバーの「フードシーラー FM5460」は、圧倒的な多機能が選ばれている理由です。
飲みかけのボトルを真空保存できるボトルストッパーや、食べかけのスナック菓子などの袋を閉じる圧着シーラー機能も搭載されています。
キャニスターや真空ボックスにも対応しており、離れた場所でも使えるハンディシーラー付きなのが便利ですね。
7層構造のフィルムバッグは食材が傷むのを予防し、鮮度を5倍程度長持ちさせます。
専用のパックロールを使えば、そのままレンジや湯せんもできるので、時短にもつながります。
タイプ:卓上(ハンディシーラー付)
対応素材:専用袋、パックロール
ロールカッター:あり
第6位 真空パックん コードレス(ワイドシステム)
「真空パックん コードレス」は、ハンディタイプでコードいらず。片手でワンプッシュすると約2分で真空パックができあがり、機械が苦手な人でも操作に迷いません。
湿気を含みやすい乾物や、コーヒー豆の酸化防止にも役立ちます。魚や肉などを長期保存するときには、ボイルして味つけした後で真空にし、冷凍するのがおすすめです。
汁物や飲みかけのワインなどを真空保存したいときには、別売りのボトルストッパーやキャニスターを使いましょう。キャニスター付のお得なセットも人気があります。
タイプ:ハンディ
対応素材:専用袋
ロールカッター:なし
第5位 フードシーラー ピタント 基本セット(ショップジャパン)
「フードシーラー ピタント」は、専用のパックロールをセットし、自動ボタンをワンタッチするだけで簡単に真空パックができます。
パックは冷凍保存や液体保存にも対応。耐熱性に優れているため、そのまま温められて便利です。
従来品に比べ23%コンパクトになった「ピタント」は縦に置くことができ、出し入れも楽で収納スペースに困りません。
食べかけのお菓子などは真空にしなくても、「シールボタン」で開け口を圧着できます。真空パックした食品は、防災用としていざというときの保存食とするのもおすすめです。
タイプ:卓上
対応素材:専用パックロール
ロールカッター:あり
第4位 グルメセーバーTU880(スリーアップ)
スーパーの特売で思わず食材を買いすぎた、ということはありませんか?冷凍保存しても、冷凍焼けや匂い移りでせっかくの食材を無駄にしてしまうこともしばしばです。
そんなときに「グルメセーバー」で真空パックすれば、食材を新鮮な状態で保存でき、栄養分も逃がしません。
グルメセーバーが人気の理由は、手頃な価格であることと、コツがいらず誰でも手軽に使えるところにあります。
機械操作が苦手な人へのプレゼントにもおすすめのアイテムです。
大袋入りの食品、ペットフードの小分けにも大活躍します。安価で購入して真空保存すれば、家計の助けにもなりますね。
タイプ:卓上
対応素材:専用袋
ロールカッター:なし
第3位 密封パック器 BH-951P(パナソニック)
家庭用のフードシーラーを比較して、どれにしようか迷ったとき「パナソニック」製であるというブランド力は大きな魅力です。
専用のパックを使えば短時間で真空状態になるため、家庭用のフードシーラーとしては十分な機能性を誇ります。
パックしたい食材に合った脱気モードを選べるため、やわらかい食材にも使えます。
食材以外にも、写真やアクセサリーの黒ずみ予防にも使えるので、思い出を美しいまま保存できます。
脱気をコントロールすれば市販の袋を使用することもでき、コストダウンにもなります。専用袋とうまく使い分ければ、快適な真空パック生活が送れそうですね。
タイプ:卓上
対応素材:専用袋
ロールカッター:なし
第2位 真空パックんplus(ワイドシステム)
「真空パックんplus」は、ロールを本体内に収納することで出し入れの手間をなくし、シールへの移行作業がスムーズになりました。
ロールカッター付きでパックのカットも簡単です。
付属しているキャニスターを使えば、汁物も真空状態にできます。人気の“マリネ機能”は浸透圧を利用し、少ない調味料でも味をしっかり染みこませてくれるおすすめの機能です。
購入した人からは、「量や大きさに合わせて袋をカットできるので便利!」「作り置きが楽しくなる」と喜びの声が聞かれます。
食材はもちろん、湿気やすいマッチやロウソクなど、色々なものが簡単にパックできて重宝します。
タイプ:卓上
対応素材:専用ロール
ロールカッター:あり
第1位 真空保存フードシーラー VPF-385T(アイリスオーヤマ)
事務機器でも有名なブランド、アイリスオーヤマのフードシーラー「VPF-385T」です。
ボタンひとつの簡単操作で真空パックできる自動モードを搭載。冷蔵庫内の省スペース化に貢献します。
雑菌の増殖を1/50まで抑え、食品の鮮度とおいしさをキープします。しっかりと密封されているため、他の食品と一緒に保存しても匂い移りしません。
密封したまま湯せんやレンジで温めることもできます。たくさん作り置きして、冷凍保存しておけば家事の時短にもなるのでおすすめです。
タイプ:卓上
対応素材:専用ロール、専用パウチ
ロールカッター:なし
こんなに便利!フードシーラーの活用法
作り置きした料理をいつでもおいしい状態で食べられる!
フードシーラーは袋の中の空気を脱気して真空状態にしてくれるため、菌やカビの繁殖を防ぎ、食品の鮮度を保ってくれます。
作りすぎた料理や、毎回作るのに手間がかかる離乳食などの下ごしらえしたものを作り置きしてパックすれば、家事の時間も短縮できます。
生のままでも通常保存の何倍も新鮮さが続きますが、ボイルしたり味つけをして保存したほうがより長持ちします。
冷凍焼け、匂い移りせずに長期保存
袋がしっかり密封されて空気を通さないので、ラップで保存したときのような冷凍焼け、匂い移りの心配がありません。
冷蔵でも冷凍でも、食品・食材のフレッシュさとおいしさをキープします。
まとめ買いした食材を小分けパックにしてストックしておけるのがとても便利。湿気を含みやすい乾物、カリカリのペットフードの保存にもフードシーラーはおすすめです!
密封したまま料理ができる!
主婦にとって嬉しいのが、パックに入れたまま低温調理ができることです。匂いや味が移らないため、いろいろな食材をひとつの鍋で調理できて洗い物も少なくすみます。
真空調理のすごい所はそれだけではありません。空気を抜くことで食材に調味料が浸透しやすくなり、通常より調味料の量を減らせます。
健康志向で減塩・減油したい人に人気の調理法です。
冷凍パックも袋のまま湯煎したり、レンジで加熱もできます。時短料理には欠かせないアイテムですね。
記憶と共に色あせない思い出を保存
大切な手紙やメッセージカードはいつの間にか黄ばんで、思い出の詰まった写真は色あせてしまう。経年劣化は避けられないとはいえ、悲しい気持ちになりますね。
フードシーラーは、食品だけでなく思い出も美しいまま保存してくれます。
手紙や写真が傷む原因の多くは、酸化によるため、真空パックにすることで酸素を遮断し、良い状態をキープできます。
ケースに大事にしまっても黒ずんでしまうアクセサリー類に使うのもおすすめです。
おわりに
食材を新鮮に保つだけでなく、料理の時短や思い出の保存にも役立ってくれるフードシーラーは、本当に便利でなアイテムです。
忙しい主婦や一人暮らしをする人の強い味方になってくれます。
趣味に、料理に、子育てにフードシーラーを活用してより良い毎日を過ごしましょう!