贈りやすい10,000円台の高級な日本酒

ここからは、10,000円台の贈りやすい価格帯の日本酒をご紹介します。高級な日本酒のなかでも比較的リーズナブルでありながら、いずれも最高の味わいを楽しんでもらえるものばかりです。
勝山 純米大吟醸 暁 -AKATSUKI- 720ml

伊達家御用蔵として300年以上も酒造りを続けてきた勝山酒造の自信作「暁」です。最上級ランクの山田錦を35%にまで磨き上げ、低温抽出によって仕上げたこちらの日本酒は、澄んだ味わいで人気があります。
米どころ仙台を流れるきれいな地下水を使い、1週間にタンク1本だけが仕込まれるため、とても希少価値が高いことも特徴のひとつです。入手しにくいので、ギフトに大変喜ばれます。
加えて、ワイン界の巨匠による酒質評価において、800銘柄の日本酒のなかから第2位を獲得した実力を持つため、ワインを好む方に贈るのにも適しています。また、この日本酒は冷たく冷やして飲むのが一番合うので、冷酒が好きな方にもおすすめします。
八海山 金剛心 純米大吟醸 生原酒 800ml

ファンの多い「八海山」の最高級ランクとも言える、純米大吟醸生原酒「金剛心」です。ボトルは高級感の漂うフォルムで、置いておくだけで存在感があります。
年に2回出荷され、6月下旬に発売される夏季限定酒はブルーボトル、11月下旬に発売される冬季限定酒はブラックボトルに詰められているのが特徴です。季節と数量が限定されているため、価値の高いお酒としてギフトによく選ばれています。
40%まで磨かれた山田錦を2年間熟成させた上品な味わいは、もてなしのお酒としてもぴったりです。もちろん香りも素晴らしく、自信を持って贈ることができます。
本田商店 純米大吟醸 秋津 720ml

「秋津」は、超優良地区に指定されている兵庫県の秋津で穫れる最高の山田錦を使って造られた純米大吟醸酒です。35%にまで磨いた山田錦を揖保川のきれいな水で仕込み、低温発酵によって3年以上じっくりと熟成しています。
江戸時代から続く蔵元・龍力が、その伝統の技を注ぎ込んで造った究極の日本酒と言われるだけあり、大変まろやかな味わいが魅力です。また、しっかりと感じられる米の旨味や口に含んだときのフルーティーな香りが素晴らしく、飲み飽きしません。
やや辛口なので、甘すぎるお酒が苦手な方にも喜ばれます。加えて、銘柄名の入った箱入りなので、目上の方へのギフトにもぴったりです。
賀茂鶴 大吟醸原酒 吟凛雅 900ml

「吟凛雅」は、一見洋酒のようなおしゃれなイタリア製クリスタル硝子瓶に入った日本酒です。蔵元の賀茂鶴酒造は全国的にも名前が知られており、全国新酒鑑評会で18年連続金賞受賞という実力を持ちます。
そんな賀茂鶴の代表酒とも言われる吟凛雅は、90時間もかけてゆっくりと32%まで磨いた米を天然伏流水で仕込んで造り上げられました。すっきりとした喉越しとキレの良さに加え、華やかでフルーティーな香りも特徴です。
ロックまたは常温で飲むのがおすすめの辛口で、どんな料理にも合わせやすいため、特別な席の食中酒に適しています。また、飲み終わった後の瓶もインテリアとして飾っておくのにぴったりです。
10,000円台の日本酒 口コミの評判
本物の美味しさで喜ばれる20,000円台の高級な日本酒

お年賀や目上の方へのギフトには、ここからご紹介する20,000円台の高級な日本酒がおすすめです。希少価値があるだけでなく本物の美味しさが味わえるため、どなたにも自信を持って贈ることができます。
蓬莱泉 純米大吟醸 摩訶 1800ml

「摩訶」は、1864年創業の関谷酒造が誇る代表銘柄「蓬莱泉」のなかでも最高ランクのお酒です。米は自社栽培にこだわった「夢山水」で、30%にまで磨き上げられ丁寧に仕込まれています。
数量限定品のため大変入手困難なお酒としても有名なので、特別なギフトにぴったりです。特に、こちらは1800mlサイズでたっぷりと味わえるため、日本酒ファンの方に喜ばれます。
また、グラスに注ぐと立ち上るほのかなフルーツの香りと、口に含むと広がる自然な甘味で、大変飲みやすいのも特徴です。日本酒初心者にもおすすめなので、ご家族で楽しんでもらえます。
楯野川 純米大吟醸 極限 720ml

プレミアム楯野川のひとつである「極限」は、8%という極限まで精米することにより、一般的な純米大吟醸とは一線を画す味わいを実現した日本酒です。1832年に山形で創業した蔵元・楯の川酒造が精魂込めて醸しました。
気温0度で3年間熟成することにより、深いコクと旨味が引き出されています。一方で、雑味がまったくなくとても繊細な味わいであるのが、このお酒の最大の魅力です。
精米歩合が高く手間がかかっているため生産本数がごくわずかで、希少価値のある日本酒という点でもギフトにふさわしいと言えます。加えて、桐箱入りなので改まったシーンでの贈り物にも最適です。
座 司牡丹 純米大吟醸原酒 720ml

まるでウイスキーのようなボトルに詰められたこちらのお酒は、原料と製造にこだわり抜いて造られた「座 司牡丹」です。無農薬に加え、肥料や水も極力控える永田農法を用いて地元で栽培された山田錦を35%まで磨き上げ、全国河川水質ランキング1位の仁淀川水系の湧水で仕込まれています。
さらに、低温で長期醗酵させた後は、吊り上げた酒袋から酒をしたたらせるのが特徴です。力を掛けて絞らないため雑味が混ざらず、大変きれいな味わいのなかに深い旨味を感じられます。
また、味だけでなくおしゃれなボトルやゴールドのラベル、木箱入りなど、高級感を漂わせる見た目もギフトにぴったりです。そのため、日本酒好きの目上の方や年始の挨拶など、特別な贈り物によく選ばれています。
出羽桜 酉 大吟醸「天空蔵」熟成酒 1800ml

1892年創業の出羽桜酒造は、吟醸酒ブームをつくった山形県にある蔵です。こちらの大吟醸「酉」は、出羽桜酒造が誇る精米所もある天空蔵で、4日以上かけて35%にまで精米した山田錦を使って仕込まれ、-5度の冷蔵庫で3年間もじっくり寝かされました。
全国新酒鑑評会に出品するために醸したなかから厳選し熟成するというこだわりを持って造られたこのお酒は、とても優雅で上品な香りとなめらかな味わいが魅力のポイントです。加えて、深みのあるピュアな旨味がバランス良く楽しめます。
また、180本限定発売のため大変入手しにくく、それだけに特別感たっぷりなのでギフトにおすすめです。朱色のラベルに酉を模した金色の銘柄名や、桐箱に入った姿も、高級感があり喜ばれます。
20000円台の日本酒 口コミの評判
特別な日に贈りたい30,000円以上の高級な日本酒

最後に、30,000円以上の高級な日本酒を4点ご紹介します。大切な方の長寿祝いやお世話になった方の退職祝いなど、特別な日に贈りたいとっておきの逸品ばかりです。
獺祭 磨き その先へ 720ml

「獺祭 磨き その先へ」は、山口県の旭酒造が自社の代表作「獺祭 磨き二割三分」を超えるお酒として造り上げました。日本酒通の間でも人気の高い獺祭シリーズの最高峰なので、特別なギフトシーンにぴったりです。
アルコール臭がほとんど感じられず、まるで水のような軽い口当たりなので、日本酒ファンにはもちろん、日本酒が初めてという方にも大変喜ばれます。また、すっきりとしていながらも複雑で深い味わいや長い余韻、美しい香りも特筆すべきポイントです。
高価であるためなかなか手に入れる機会がないうえ、精米歩合などのスペックが非公開であることも、多くの方に一度は飲んでみたいと思わせる理由と言えます。もてなしのお酒としても重宝するため、来客の多い方への贈り物にも最適です。
十四代 本丸 1800ml

1615年創業の山形県の酒蔵・高木酒造が造る十四代シリーズは、とても高価で手に入りにくいことでも有名です。こちらは、そのシリーズの特別本醸造「本丸」で、やはり高級酒としてラインナップされています。
このお酒は、本醸造酒でありながら吟醸酒と比べて遜色のない味わいが特徴です。とろみのある甘味とすっきりとした辛味が絶妙なバランスでまとまった中辛口は、合わせる料理や飲むシーンを選びません。
もちろん、飲みやすいためどなたへ贈っても喜んでもらえます。また、白のラベルに金色で大きく書かれた「十四代」の文字が高級感をさらに高めており、特別なギフトにふさわしいです。
継 純米大吟醸 720ml

こちらは、シックなデザインの専用木箱に入った純米大吟醸「継」です。飲食店でもよく見かける銘酒・久保田を醸した新潟県の朝日酒造が誇る最高ランクのお酒に位置づけられています。
米どころ新潟で米作りからこだわり、35%まで磨き上げ、「宝水」と呼ばれる清らかな地下水で仕込まれました。甘味・辛味・旨味など様々な味が最高のバランスで混じり合い、とても深い味わいです。
舌の上に広がる柔らかさと口いっぱいに満ちる華やかな香りは、飲む方に幸せな時間をもたらします。日本酒を好む大切な方にぜひ贈りたい逸品です。
菊姫 菊理媛 1800ml

石川県の蔵元が造る吟醸酒のなかから極上のものだけを厳選し、10年以上じっくりと熟成させたのがこちらの「菊理媛」です。菊媛シリーズの最高峰として、大変な人気を博しています。
長い年月をかけて育てられたことによる独特の熟成香と濃厚な味わいが最大の魅力です。それでいてキレが良いため、飲み飽きしません。
また、香りも味わいも一般的な古酒に比べると飲みやすいです。とはいえ、やはり多少はクセも感じられるため、日本酒初心者より日本酒愛好家へのギフトにおすすめします。
30000円以上の日本酒 口コミの評判
高級な日本酒ギフトの選び方は?
高級な日本酒ギフトの選び方
- 相手の方が好む味わいをリサーチしておくと良い
- 相手の方が好むお酒の銘柄をチェックしておき、そのシリーズの最高ランクを選ぶのも良い
- 法外な価格設定も見受けられるため、何店舗か調べたうえで購入するのがおすすめ
ひとくちに日本酒と言っても、甘口から辛口まで味わいは様々です。できれば、事前に相手の方の好みをリサーチしておき、それに合った飲み口のものを選ぶと喜ばれます。
また、相手の方が好きなお酒の銘柄がわかれば、そのシリーズのなかで最高ランクとされているお酒を選ぶのも良いです。普段飲んでいるお酒と飲み比べることもでき、高級な日本酒の美味しさをより一層感じてもらうことができます。
なお、高級な日本酒の多くが生産本数が限られていたり季節限定であったりするため、価格がかなり高騰している場合が少なくありません。とはいえ、なかには法外な価格設定をしている店舗もあるので、何店舗か調べたうえで購入することをおすすめします。
プレゼントする高級な日本酒の相場は?
高級な日本酒ギフトは、低価格なもので10,000円台、高価なものでは30,000円~50,000円程度のものが多いです。
「勝山 純米大吟醸 暁 -AKATSUKI- 720ml」は比較的安価で、11,000円程度で手に入ります。
一方で、「菊姫 菊理媛 1800ml」は52,000円程度と高めです。
高級な日本酒がギフトに人気の理由は?
高級な日本酒がギフトに人気の理由
- 高価で入手困難なので、特別感のある贈り物となる
- 相手の方が飲んだことのない銘柄を贈れば最高に喜ばれる
- もてなしのお酒としても重宝するため、来客の多い方におすすめ
10,000円を超える高級な日本酒は、日本酒好きの方でも普段あまり手に入れる機会がないため、ギフトとして人気があります。高価であることに加えて希少価値が高く入手困難でもあるので、特別感のある贈り物となります。
また、日本酒は実に数多くの銘柄があり、日本酒をよく飲む方でもすべてを網羅することは難しいです。事前にリサーチしておいて、相手の方の知らない銘柄や飲んだことがない銘柄の高級な日本酒を贈ることができれば、最高に喜んでもらえます。
さらに、滅多に目にすることのない高級な日本酒は、来客をもてなすときに出せるのも魅力のポイントです。自信を持ってふるまえるため、来客の多い方などへの贈り物にもおすすめします。
高級な日本酒は、特別な気持ちを込めて贈るシーンにぴったりです!
高級な日本酒は、特別な気持ちを込めて贈るのにぴったりのアイテムです。今回の記事を参考に、予算に合わせたおすすめのなかから、相手の方の好みに合うものを選んでプレゼントしてください。