お正月に贈るメッセージの書き方は？
こちらでは、お正月のメッセージを書くときのポイントを紹介します。メッセージ全体の雰囲気や意識して入れたい一言など、コツを押さえておくと文章がまとまりやすくなりますよ。
相手が喪中でないか、念のためチェック
お正月はおめでたいものですが、相手が喪中であれば新年を祝う内容は避けておくのがマナー。その場合、メッセージを贈るのを控えるか、「明けましておめでとう」といった言葉は省いて、挨拶をする程度の内容にしておきましょう。
相手との関係で、文章のテイストは合わせて
お正月のメッセージを贈りたい相手は、仲の良い友人から上司や親戚など、関係は様々ですよね。特に目上の人に宛てたメッセージなら「新春のお慶びを申し上げます」といった、定番フレーズを使った丁寧な書き方が好まれます。
相手にとって良い1年を願う結びで、優しい印象にまとめて
お正月に贈るメッセージは、結びの一言を印象深いものにすると、他と差がつきます。「良い1年でありますように」といった、相手に向けた言葉を使った結びは、全体を通して優しいイメージに受け取ってもらえますよ。
喜んでもらうためのポイントは？
メッセージを贈る相手に、さらに喜んでもらえるポイントも押さえておきましょう。より好印象の文章を作ることができれば、相手との今後の関係もさらに良いものになりそうですね。
相手との昨年の思い出を簡潔に盛り込んで、特別感を演出
「その人だけ」に向けた内容が書かれたものは、数あるお正月のメッセージの中でも印象に残りやすいです。前年の思い出について書かれた一文があれば、特別感のある、心を込めたメッセージにできますよ。
両親や祖父母宛てのメッセージは体調を気遣う一言も好評
両親や祖父母など、自分にとって近い人へ贈るものであれば、相手を気遣う文を入れるのもおすすめ。「体には気をつけて」など体調を心配する一言は、その気持ちが嬉しく、心に響きます。
友人や祖父母、親戚には会いたい気持ちを乗せた言葉を
以前に比べ会いづらくなった人とも、交流を再開するきっかけとなりやすいのが、お正月のメッセージの魅力です。長い間会っていない相手にも気軽に「今年は会おう」と伝えて、仲を深めるチャンスにしましょう。
お正月に贈るメッセージの文例
おおまかなポイントを押さえたら、いよいよ、実際に使えるメッセージの文例を確認していきましょう。メッセージを贈る相手ごとに項目が分かれているので、自分が贈りたい相手に合ったものを参考にしてくださいね。
友人に贈るメッセージ
HAPPY NEW YEAR!
去年はあまり会えなかったから、今年はお互い都合をつけてなるべく時間をつくろうね。たくさん話してストレス解消しよう☆
今年も一年どうぞよろしく！
あけましておめでとう。
去年は、子供たちの遊びにたくさん付き合ってくれて本当にありがとう！本気で遊んでくれる人はなかなかいないから、とっても喜んでいたよ☆
今年も一年よろしくお願いします！
あけましておめでとう！
社会人って、びっくりするくらい時間がないね。いつでも会えると思ってたのに、去年は全然会えなくて残念だったよ。今年こそ【名前】とゆっくり話したいな。
ともあれ、お互いにとって新年がいつでも最高の一年でありますように！
Happy New Year!
ついこの前年賀状を書いた気がするんだけど、もうお正月？一年って早いね。後悔のないように、今だからできることをやっていきましょう！
【名前】さんにとって、今年が充実した素晴らしい一年でありますように。
あけましておめでとうございます！
昨年はいっぱい話を聞いてくれてありがとう。【名前】と話しているだけで心が落ち着きます。友達って最高の宝物だね。
今年はお互いに、今までで一番素敵な一年にしようね！
上司・先輩に贈るメッセージ
明けましておめでとうございます！
昨年はいろいろな場面でフォローをしていただき、本当にお世話になりました。覚えることが多く、とても勉強になった年でした。
まだまだ未熟ではありますが精一杯がんばりますので、今年も一年、どうぞよろしくお願いします。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は温かく細やかなご指導をいただき、本当にありがとうございました。
本年もどうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
新年おめでとうございます！
昨年は配属一年目で、一から仕事を教えていただき大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
まだまだ不慣れなことが多くご迷惑をおかけしてしまうと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
昨年は厳しくも優しいたくさんのご指導をいただき、ありがとうございました。今年は褒め言葉をたくさんいただけるよう頑張ります。
新しい年が【名前】さんにとって笑顔あふれる一年でありますように。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中の温かいご指導ご鞭撻に心から感謝いたしますとともに、新しい年が【名前】さんにとって素晴らしい日々でありますよう祈っております。
本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願いいたします。
両親に贈るメッセージ
明けましておめでとう！
急に帰っても、いつも俺の好きなご飯を用意してくれて本当にありがとう。去年はなかなか帰れなかったから、今年はもう少し時間が作れたらと思っているよ。
今年も良い一年でありますように！
あけましておめでとうございます。
寒い日が続いているけど、腰の具合はどうですか。あまり無理はしないようにね。
お正月はどうしても休みが取れなくて帰れないけど、ちゃんと挨拶には行くから待っていてください。
今年も一年よろしくお願いします。
あけましておめでとう。
去年はたくさん助けてくれてありがとう。色々心配かけていることもあるけど、お父さんとお母さんのおかげでなんとか頑張れています。
今年はもうちょっと自立できるよう頑張るから、もう少しだけ見守っていてね。
新年おめでとうございます。
昨年も家族みんな無事つつがなく過ごすことができて良かったです。今年も健康第一で幸せな一年にしたいですね。
お父さんとお母さんも身体を大事にして、またいつでも遊びにきてね。子どもたちも待ってるよ。
Happy New Year!
去年は家族みんなが元気に楽しく過ごせてよかったです。みんなが仲よくしていれば、きっと今年もよい年になるよね。
今年も素敵な毎日が送れますように。
祖父・祖母に贈るメッセージ
新春のお喜びを申し上げます。
おじいちゃん、おばあちゃん、ご無沙汰しています。なかなか会いに行けずに残念ですが、お元気ですか。
去年は、二人が送ってくれたお米でとても健康に過ごせました。ありがとう！
今年も一年、よい年でありますように。
あけましておめでとうございます！
おじいちゃん、おばあちゃん、お元気ですか。夏休みにしか行けないからちょっと寂しいけど、いつも二人が元気でいてくれることを願っているよ。
身体を大事にして、今年も一年健康に暮らせますように！
あけましておめでとうございます！
いつも色々なことを教えてくれてありがとう。去年も、おじいちゃんとおばあちゃんから授けてもらった知恵にたくさん助けられました。
今年もいっぱい話そうね。良い年になりますように。
あけましておめでとう！
正月になると、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に過ごした子どもの頃の正月を思い出すよ。おいしいご馳走いっぱい食べさせてもらったよね。今度は私がご馳走するから、待っててね。
今年も元気で良い一年を過ごそうね！
新年おめでとうございます！
今年もおじいちゃん、おばあちゃんと元気に新しい年を迎えられてとても嬉しいです。これから寒い日が続きますが、どうぞ身体を大事に、健やかに過ごしてくださいね。
家族みんなにとって良い一年になりますように！
親戚に贈るメッセージ
あけましておめでとうございます。
しばらく会っていないけど、元気にしているかな。私は変わらず元気いっぱいだよ。近々会えたら嬉しいな。
今年も一年、よろしくお願いします！
新年おめでとうございます。
昨年は大変お世話になりありがとうございました。今年は子供の受験の年にあたり、色々と忙しくなりそうです。
今年一年、みなさまにとって良い年でありますようお祈り申し上げます。
明けましておめでとうございます。
昨年は、私が入院した時に子供を預かっていただいたりしてお世話になり、本当にありがとうございました。
今年も一年ご迷惑をおかけしてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
社会人になって、お年玉をあげる立場になりました。不思議だけれど、すごく嬉しい気持ちです。
また一年、成長できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は家族共々大変お世話になりました。皆様お変わりなくお元気で新年を迎えられたことと思います。
本年も皆様にとって良い一年でありますよう祈っております。
お正月におすすめのメッセージの伝え方
新年の挨拶のメッセージは、お正月ならではのものを含めて、様々な伝え方があります。こちらでは、状況や相手に応じて使える、3つの方法を紹介します。
お正月挨拶の定番、年賀状でしっかりと
お正月の挨拶と言えば、まずイメージされるのは定番の年賀状です。最近はデザインも多種多様なので、おしゃれなものに心を込めたメッセージを丁寧に書き込んで、魅力的に仕上げましょう。
三が日に会う相手には手土産と一緒の手書きメッセージで
三が日など、年が明けてすぐの間に会う人へ贈るのであれば、手土産と一緒に渡す手書きメッセージが有効です。忙しくやり取りされる挨拶のなかでも、手元に残る分、印象に残りやすくなりますよ。
友人宛てなら、気軽に贈ることができるLINEも
友人に贈るのなら、LINEやメールで気軽に、という方法もおすすめ。しばらく連絡していない相手であっても、お正月というタイミングなので、お互い気負わずにやり取りができます。
心を込めた新年の挨拶で、良い1年を始めましょう
新年の始まりは、心に残る挨拶をすることができれば、その後の良好な関係につながります。印象的なメッセージで、相手にとっても自分にとっても、素敵な1年のスタートを演出できると良いですね。