趣ある和食器を販売する「猫間家」をご紹介!
<プロフィール>
猫間家
代表者 藤岡展子
1973年に東京で生まれる。 子供時代は母の陶磁器コレクションや、茶道家の祖母の茶道具に囲まれた環境に育ち、国内外のいろいろな産地の陶磁器に親しむ。
次第に自分の陶器ブランドを作りたいと思うようになり、学生時代は自宅に小さな窯を買い独学で陶芸を勉強。
より専門的な陶芸の技術を身につけるために、28歳のとき九谷焼の産地・石川県に赴く。
九谷焼技術研修所で学んだ後、作家の先生のアシスタントとして働く傍ら、展覧会への出品、個展開催、受注製作などの作家活動を行う。
2009年東京に戻り、「猫間家」をオープンする。
「猫間家」をはじめたきっかけと店名の由来
和食器をメインに取り扱う「猫間家」ですが、まずは藤岡さんが和食器に魅せられたきっかけや、ショップをオープンさせるまでのいきさつを教えていただきました。
さらに、和風で可愛い響きの店名の由来なども伺っています。
和食器を扱う「猫間家」をオープンした理由
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
子供の頃から食器に囲まれて育っているうち親しみが湧き、「この産地の焼物はこういう特徴があるんだな」など興味を持ち始めました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
陶器や有名な焼物などを常に身近に感じる環境でした。そして、高校の授業で陶器を作ったときに、自分の焼物ブランドを持ちたいと思うようになったんです。
大学生のときには自宅に小さな焼物窯を買って、独学で勉強をはじめました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
では、卒業してすぐにお店を構えるつもりだったんですか?
猫間家 藤岡さん
その頃はバブルの時期で、ヨーロピアンポーセリンペインティングなど白い磁器に絵付けするというのが流行していたんです。
これにすごくインパクトを受けまして、ヨーロピアンポーセリンペインティングの教室を運営しているところに就職しました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
お客様に商品を販売することは楽しかったんですが、やはり自分が思い描いている陶器の世界に行きたいと考え、3年後に九谷焼を勉強するために石川県へ行きました。
県立の九谷焼技術研修所というところに勤め、個人作家さんのアシスタントをしながら自分の作品を作ったりしていました。
7年勉強した後に、お世話になった窯元さんや作家さんの作品を販売しようと思い、お店をオープンしたんです。
「猫間家」という名前の由来は?
BEST PRESENT編集部 さゆり
店名の由来などがあれば教えてください。
猫間家 藤岡さん
そこで、自分のあだ名のひとつだった「ねこま」を元に「ねこまや」とし、後に漢字表記の「猫間家」に変更しました。
でも、オープン当時は猫モチーフのアイテムは全然なかったんですよ(笑)
最初はウサギや花などのデザインが多かったですね。そこから少しずつ種類を増やしていきました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
それでも、最初からウサギなど可愛いモチーフの食器を取り入れていたようですが、取り扱う商品にこだわっている部分などがあれば聞かせてください。
猫間家 藤岡さん
さらに、見た瞬間に「美しい」「可愛い」などと感じてもらえる色やデザインのものを提供することで、食卓に彩りを添え、食事の時間をより楽しく過ごしてもらいたいと思っています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
お客様目線のこだわりというのは、私たち消費者からするとすごく嬉しく感じます。
猫間家 藤岡さん
この考え方は、最初に就職した会社での経験が役に立っています。販売員として配属されたと言いましたが、正確には就職した会社の菓子ブランド「銀のぶどう」での接客の仕事です。
「銀のぶどう」はとても接客を大事にしているお店です。私も一人一人のお客様に心から満足していただける接客を目指すよう厳しく教育されました。
この経験が猫間家のサービスの基本になっています。販売員としての3年間は、とてもありがたい経験でした。
九谷焼をメインとした和食器が揃う猫間家
猫間家には、心がほっこりと温かくなる模様の食器が揃っています。そして、メインで扱っている焼物が九谷焼です。
こちらでは、九谷焼の特徴やデザインの魅力、制作している作家さんについて教えていただきます。
多彩な色が美しい九谷焼
BEST PRESENT編集部 さゆり
特徴をわかりやすく教えてもらえますか?
猫間家 藤岡さん
明治時代にはヨーロッパの上流階級で人気が高まり、そのときの名残りがウェッジウッド社の「クタニ・クレーン(九谷の鶴)」というシリーズに残っています。
有田焼や清水焼などと同様に、九谷焼も「伝統工芸品」として経済産業省に認定されています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
実際に庶民には手の届かないものだったんですね!
色彩が豊かというイメージもありますが、使う色に決まりなどはあるのですか?
猫間家 藤岡さん
九谷五彩の絵の具はセメントのような薄いグレーのパウダーで、「ふのり」という海藻が原料のとろみのあるジェルで溶いて使います。
そのグレーの絵の具が、700~860℃の窯で焼くことにより紫・紺・緑・黄色などの色に変化するんです。
BEST PRESENT編集部 さゆり
作家さん、尊敬します。
猫間家 藤岡さん
その絵の具を使って、ネイルのように盛り上げて彩色していきます。少し立体的なラインがあるのは、この彩色方法ならではの特徴です。
素敵な作品を生み出す九谷焼作家さんをご紹介!
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
作家さんによって作風が違うのでたくさんの表情が楽しめますし、「こんなものを作ってほしい」と私がリクエストするときもあります。
BEST PRESENT編集部 さゆり
どういったご縁で知り合うのですか?直接出向いて、お願いしているということですか?
猫間家 藤岡さん
特に私が住んでいた寺井町はほとんどの住民が顔見知りで、昼間は家に鍵をかける習慣がないのどかな地域です。
そしてこの地域には、個人や家族でやっている方から会社規模のものまで、たくさんの作陶家が点在しています。
若手やこれから作陶をしていこうという人にとても親切で、人や仕事を紹介してくれたり、何かと惜しみなく援助をしてくれるんです。
BEST PRESENT編集部 さゆり
よかったら何人か作家さんをご紹介していただけませんか?
猫間家 藤岡さん
九谷焼の伝統工芸士という資格を持っていらっしゃる佐藤さんは、本業の作陶のほかにも水墨画やバンド活動など多芸多才の方です。
土の持つ温かみを大事にし、クラシックで格調ある絵柄の作品を制作しています。地元の学校で陶芸の講師をされたり、若い陶芸家の育成にも熱心です。
私自身も佐藤さんの陶芸教室に通っていたんですよ!
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家が扱う九谷焼には可愛い絵柄も多いですが、女性の作家さんもいらっしゃいますか?
猫間家 藤岡さん
「色十草」「にゃんこ」シリーズを制作しているのは、山下晶子さんです。ご主人の九谷焼卸会社のお手伝いをしながら、ご自身のブランド「晶窯」を持って活動をされています。シンプルで洗練されたデザインで人気です。
相川志保さんは「金沢のバラ」「加賀の華」シリーズの制作者で、「いっちん」という技法を使って立体的に表現する独特のスタイルが特徴です。シリーズすべてを集めているファンの方もいます。
デザインの特徴や込められた意味
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
猫間家の食器は贈りものとして購入されることが多いうえに、女性の利用者がほとんどです。
そのため、先方様が箱を開けた瞬間に「おおっ」「きれい!」「可愛い!」と言っていただけるようなインパクトが大事だと思っています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
ほかにも、こだわっている部分はありますか?
猫間家 藤岡さん
プレゼントを贈る方は「夫婦円満でいてほしい」「健康でいてほしい」「豊かでいてほしい」などの願いを込めて食器を選ばれます。
その願いにふさわしいデザインの商品を提供するだけでなく、そのことが先方様にもわかるように、箱の中にそのシリーズのデザインや絵柄の意味を説明したしおりを入れています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
例えば、どんなものが人気ですか?
猫間家 藤岡さん
ベストセラーとなっている「色十草」は日本古来の柄で、“輝く”や“金運アップ”など縁起が良いと言われている模様です。
また、日本人定番の縁起物と言えば「富士山」ですね。“長寿”や“健康”というイメージもありますし、特に縁起が良い赤富士は年配の方に喜ばれます。
「てまりねこ」は、仲の良さや愛情を表現した絵柄です。
和食器の選び方やお手入れ方法とプレゼントを選ぶときのポイント
毎日使う食器は、手に馴染むおしゃれなものが人気です。そこで、藤岡さんに和食器の選び方やお手入れ方法などを教えていただきました。
また、プレゼントを選ぶときのコツや人気商品を伺いましたので、ぜひチェックしてください。
和食器の選び方とおしゃれな食卓を作るコツ
BEST PRESENT編集部 さゆり
サイズや色柄など、和食器選びのポイントを教えてください。
猫間家 藤岡さん
和食器同士はとても相性が良いので、産地の違う焼物はもちろん、素材や色柄が異なるものであっても不思議と調和します。
例えば、上の画像の和食器①~④は猫間家で扱っている器で、ほかは私の私物ですが、食卓に並べても違和感なく馴染みます。
気になるものと巡りあったら、ご縁と思って買っておかれると良いですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
特に旅先で出会う食器は「また今度」というわけにはいかないので、次からは記念と思って買うようにします。
さらに、おしゃれな食卓になるコツってありますか?
猫間家 藤岡さん
さらに、マットを敷いたり笹やヒバのなど季節の葉を飾ると、無限の組み合わせができます。少しずつ工夫をして、楽しみながら美意識を磨いていくと食卓が豊かになりますよ。
SNSなどを見ると、センスの良い写真をアップしている方も多いので参考にしてみてください。
長く愛用するために!和食器のお手入れ方法
BEST PRESENT編集部 さゆり
割れ・欠けに気をつけることはもちろんですが、ほかにも「これだけはやってほしい!」というお手入れ方法があれば聞かせてください。
猫間家 藤岡さん
「色十草」のような薄手のものなら30分、「てまり猫」のような厚めの食器なら2時間以上~半日ほど。
陶器には目に見えない小さな穴がたくさんあるので、この処理をせずに濃いお茶やコーヒー、醤油を使った料理などを入れると、色素が染み込んで濃いシミになる可能性があります。
BEST PRESENT編集部 さゆり
シミを作らないためにも絶対やっておきたいですね。
猫間家 藤岡さん
でも、この「雨漏(あまもり)」と呼ばれるシミは、器により趣が出ると喜ぶ方もいます。なかには、わざとお茶につけ込んで色を付けたりする人もおられるほどです。
とはいえ、白が際立つ食器はなるべく白いまま保ちたいですよね。シミを待ちたいという方以外は、上記の下処理をおすすめします。
BEST PRESENT編集部 さゆり
ほかの注意点があれば教えてください。
猫間家 藤岡さん
洗う前に食器を浸けておく方がいますが、これはNG。磁器より陶器の方が弱いため、他の食器に触れるとひび割れ、欠けの原因になります。
プレゼントに多く選ばれている猫間家の人気商品
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
てまり猫の茶碗の小サイズは、「人生の中で一番手に馴染んで使いやすい器」と喜んでいただき、本当に嬉しかったです。
また、和風の柄が日本的なので、海外の人へのプレゼントとしても人気です。最近では、中国の方の注文も多いんですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
人気が高いのは夫婦茶碗だそうですが、デザインのほかに特徴はありますか?
猫間家 藤岡さん
美しくおしゃれな茶碗はお米を美味しく見せてくれますし、職人がろくろで作ったお茶碗は手にしっくりと馴染むんですよ。
先日、5年前に自分たちの結婚記念日のお祝いとしてペアで購入された方が、ご主人の器が割れてしまったということでご注文をいただきました。
他のものに買い替えず同じものをご注文いただいたことが、とてもありがたく嬉しく思いました。
BEST PRESENT編集部 さゆり
それほど素敵な夫婦茶碗なら、両親へのプレゼントや友だちへの結婚祝いに贈りたくなります。
ギフトとして利用するときに、ぜひ試してもらいたい独自のサービスなどがあれば教えてください。
猫間家 藤岡さん
贈る相手の方の名前を入れることほとんどですが、「父専用」や「おばあちゃんいつもありがとう」「スキスキ大スキ」など、ユニークなメッセージにも対応できます。
また化粧箱は、焼物の箱を専門に作っている職人さんが、高価な越前和紙を使って手作業で作ってくれています。レビューでも評判がいいんですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
和紙の化粧箱というのも嬉しいです。プレゼントそのものも大事ですが、女性はラッピングも重視しますから喜びますね。
猫間家 藤岡さん
さらに、ほとんどの商品に文様の意味やデザインの由来、作者のプロフィール情報などを記載したしおりを入れています。こちらに目を通すことで、より器への愛情が増すと思います。
私の店にある器は、祖父母や両親への結婚記念日や長寿のお祝いなど、様々な贈りものとして選ばれています。
九谷焼は日常で使える芸術品。使うごとに魅力を増していく「育つ器」ですので、特別な人へのプレゼントにぴったりです。
猫間家で人気の和食器をピックアップ!
一番人気!毎日使いたくなる素敵な茶碗シリーズ
猫間家の商品のなかで、一番選ばれているのは茶碗です。特に、夫婦茶碗は人気が高いアイテムです。
どの絵柄も魅力的で、大切に長く愛用したくなるものばかり揃っています。記念日やお祝いのプレゼントにもおすすめです。
夫婦茶碗「金沢のバラ」
女流作家・相川志保さんのオリジナル作品です。洋風のバラの花が柔らかなタッチで描かれており、趣ある夫婦茶碗に仕上がっています。
幅広い年代の人に好まれるモチーフと色なので、結婚祝いや様々な記念日のプレゼントにもぴったりです。
参考価格 8,640円程度
猫間家 藤岡さん
バラの絵が優しいタッチで大きく描かれています。相川さんだけが使う“いっちん技法”で、輪郭部分をアイシングクッキーのように盛り上げているのが特徴です。
派手ではありませんが雰囲気があるので、母の日のプレゼントに人気なんですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
優しい雰囲気なので、母の日のプレゼントに人気というのも納得です。この茶碗なら、普段洋食器を愛用する人にも喜んでもらえますね。
夫婦茶碗「加賀の華」
相川志保さんが作る「加賀の華」は、バラの花を情趣豊かに描いています。ぽってりと厚みのある器に、花開く二輪のバラが美しい夫婦茶碗です。
素朴ながら食卓を優しい色合いで包んでくれるので、プレゼントだけでなく自分用にも多く選ばれています。
参考価格 8,640円程度
猫間家 藤岡さん
バラというモチーフは同じですが、厚みがあるグレー地の器なので素朴な雰囲気に仕上がっています。
「金沢のバラ」と比べると、少し花が開いているので華やかですね。
BEST PRESENT編集部 さゆり
素朴でいて豪華、そして、和と洋がうまくミックスされたおしゃれな茶碗です。
夫婦茶碗「加賀國色華」
九谷焼伝統工芸士・佐藤剛志さんの作品。佐藤さんがデザインし、形作りから彩色までひとつずつ丁寧に仕上げています。
人目を引く艶やかな模様は、幅広い年代の人に人気です。和モダンな雰囲気を好む人へのプレゼントにおすすめです。
参考価格 8,640円程度
猫間家 藤岡さん
“青海波(せいがいは)”文様は「大海原の波のようにいつまでも平穏な暮らしが続きますように」という意味です。
“格子(こうし)”文様は「鬼(悪い物事)が入ってこないように見張る」という意味を持ちます。
BEST PRESENT編集部 さゆり
「加賀國色華」という名前がぴったりです。私、思わず“加賀百万石”という言葉を思い出しました。
鮮やかな赤や黄色の中の黒が、いいアクセントになっていますね。
夫婦茶碗「てまり猫」
こちらの夫婦茶碗は、金沢に古くから伝わる“加賀てまり”とじゃれあう猫の様子を描いた人気商品です。創楽庵の職人がひとつずつ焼き上げています。
猫好きの人へのプレゼントにはもちろん、自宅用に購入されることも多い茶碗です。
参考価格 6,880円程度
猫間家 藤岡さん
最初は若い世代の人に人気かと思ったんですが、年配の方にも喜ばれています。
BEST PRESENT編集部 さゆり
茶碗の内側まで糸の絵が延びているので、猫たちが活発に遊ぶ様子が想像できます。猫好きには絶対におすすめです。
プレゼントにぴったりのおしゃれな湯呑
リラックスタイムに使う湯呑は、熱いお茶が好きな人に重宝される食器です。また、単品ではもちろん、茶碗やほかの器と組み合わせてプレゼントすることもできます。
贈る相手の喜ぶ顔をイメージして、素敵なデザインを選びましょう。
夫婦茶碗&夫婦湯呑セット「色十草」
九谷晶窯の山下晶子さんが手掛ける、ベストセラーデザイン「色十草」の夫婦茶碗&湯呑セットです。
ナチュラルなタッチで描かれる色鮮やかなラインは、どこか懐かしさも感じる粋な絵柄。長く愛用しても飽きのこないデザインで、幅広い年代の人に好まれています。
参考価格 13,000円程度
猫間家 藤岡さん
十草は15cmくらいの長さの植物で、漆や金を磨いて輝かせるのに使っていました。そのため、この模様には“輝く”や“金運が上がる”といった意味があります。
私も「色十草」の器を愛用しているんですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
着物の柄のような粋な雰囲気が魅力的!動物や花のモチーフもおしゃれですが、このデザインならどんな人にも喜ばれそうです。
北斎写し大湯呑「凱風快晴」
世界の有名芸術家たちに多大な影響を与えた葛飾北斎。その北斎の代表作品「凱風快晴(がいふうかいせい)」が九谷焼の技術で再現されています。
縁起物と呼ばれる赤富士の雄大な姿が描かれた湯呑なので、お祝い事のプレゼントに最適です。
参考価格 5,400円程度
猫間家 藤岡さん
日本の象徴と言っても過言ではない富士山の絵柄なので、海外の人へのプレゼントにもおすすめです。
色違いとセットにして、プレゼントする人も多いですよ。
BEST PRESENT編集部 さゆり
この湯呑はどっしりとした九谷焼に縁起物の赤富士が描かれているので、注いだお茶を飲むとご利益がありそうですね。
九谷焼と和食器への熱い想い
BEST PRESENT編集部 さゆり
猫間家 藤岡さん
だからこそ、大切な方への特別な贈りものをお探しの方に、作り手の精神が込められた本物のお品をお届けしたい!
そして、お客様が喜び、作り手が喜び、世の中に幸せが増える。猫間家はその良い仲介役でありたいと願っております。
作陶の仕事はとても面白いですが、重い粘土を運び寒風の吹き込む土間でろくろをひくこともあります。また、真夏に1200度以上になる窯の部屋でも作業します。
そうやって身を削るようにして作った器だからこそ、猫間家ではひとつひとつの作品を丁寧に販売しています。そして、行った先で喜んで使っていただきたい、また作家さんや産地についても知っていただきたいと思っております。
私どもはお客様がストレスなくスムーズにお買い物をしていただけるように、日々心がけています。
在庫のことや名入れのこと、サイズ感や納期について少しでもわからないことがあれば、ぜひ気軽にお問い合わせください。
BEST PRESENT編集部 さゆり
今回のインタビュー企画は、優しい風合いの和食器で人気を集めている「猫間家」です。猫間家には茶碗や湯呑、マグカップなど、毎日使いたくなる素敵な食器がたくさん揃っています。
また、縁起物の絵柄も多いので、プレゼントとしても大人気。父の日や母の日などのイベントだけでなく、海外の人への贈りものにも選ばれています。
本日は「猫間家」という店名の由来から、和食器の魅力やデザインの特徴まで教えていただきます。
さらに、プレゼントにおすすめの商品についてもじっくり伺っていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
藤岡さん、よろしくお願いします。