チョコレート好きにオーガニック&フェアトレードがおすすめ!
頬張れば口いっぱいにカカオの深い味わいが広がるチョコレート。女性だけではなく男性人気も高いチョコレートは、見た目にも華やかでプレゼントにぴったりです。
とびきりのチョコレートを贈りたいなら、まずはオーガニックやフェアトレードと記載されているものを探しましょう。美味しいチョコレートに、プレゼントにぴったりの「付加価値」を付けてくれますよ。
チョコレートにはあまり詳しくないという人にも分かりやすく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オーガニックチョコレートとは?
オーガニックとは、化学肥料や農薬を使わずに栽培する有機農法のことです。
そして、有機農法で作られたカカオや砂糖などを原材料としたチョコレートのことを「オーガニックチョコレート」と呼びます。
オーガニックチョコレートは着色料や保存料、合成香料や遺伝子組み換えの原材料さえも不使用のものがほとんど。
さらに製造施設も独立しているので、通常のチョコレートの何倍も手間をかけて作られています。
オーガニックチョコレートは、口に入れるものの品質にこだわりのある人に最適なプレゼントです。
フェアトレードチョコレートとは?
カカオの原産地であるアフリカや南米では、地元の生産者が代金を買い叩かれていることが多く、これが現地の貧困の原因になっていると言われています。
この不公平な取引をなくし、生産者たちに正当な対価を支払う仕組みが「フェアトレード」です。また、これに則って製造販売されるチョコレートのことを「フェアトレード・チョコレート」と言います。
この仕組みは、発展途上国の自立を促すだけでなく、環境保全のためにも重要視されています。フェアトレード・チョコレートはそれらへの賛同を示すことのできる身近な食品です。
オーガニックチョコレートはどう選ぶべき?
まずはカカオ濃度をチェックして!
チョコレートの味わいは、カカオ濃度で決まります。カカオ濃度の数値が高いほど濃厚で甘みが少なく、カカオ本来の味わいを楽しむことができます。
一般的なミルクチョコレートのカカオ濃度は30~40%程度。苦いのが苦手な人には、このくらいの濃度のチョコレートがぴったりです。
逆に甘いものが苦手な男性には、カカオ70%程度のチョコレートが人気。贈る相手の好みに合う濃度のチョコレートを選んでくださいね。
オーガニックレベルも気になる!
ひと口にオーガニックチョコレートと言っても、製品によってオーガニックへのこだわりは異なります。
たとえば、カカオ豆自体は100%オーガニックでも、チョコレートに含まれるナッツ類はそうでない場合もあります。オーガニックチョコレートを選ぶ際には、原材料についてもしっかりと確認しましょう。
カカオ豆の原産地はどこ?
カカオ豆の栽培ができるのは、赤道を挟んだ北緯20度から南緯20度までの「カカオベルト」と呼ばれる地帯のみ。主にアフリカや南アメリカに集中しています。
カカオ感の強いエクアドル産や、希少価値の高いマダガスカル産なら、グルメな人にも喜んでもらえますよ。好みがわからない人には、オーソドックスな味わいのガーナ産を使ったチョコレートがおすすめです。
話題のオーガニックチョコレート人気ランキングTOP10!
オーガニックチョコレートをプレゼントしたいけれど失敗したくない、という人は人気のものからチェックしてみてはいかがでしょうか。
ここからは、人気のオーガニックチョコレートをランキング形式でご紹介します。味の特徴やカカオ濃度だけでなく、各メーカーのこだわりについても解説しています。ぜひプレゼント選びの参考にしてください。
第10位 オーガニックチョコレート「アリバ」(グーディオ)
グーディオは、2015年にスタートしたフィンランドのチョコレートメーカーです。原材料から製品化までを一気に手掛ける「ビーントゥバー」で人気を集めており、フィンランドでは馴染み深い商品です。
こちらのチョコレートは、カカオ濃度71%の濃厚な味わいが特徴。白砂糖ではなくパームシュガーを使用しているので、優しい味になっています。素材の成分を維持したローフードである点も嬉しいですね。
また、美味しいのはもちろんのこと、パッケージのおしゃれさも人気の理由のひとつ。北欧ブランドらしいポップなデザインなので、プレゼントにもぴったりですよ。
第9位 アーモンドチョコレート(マエストラーニ)
こちらは、スイスのチョコレートメーカーであるマエストラーニのこだわりが詰まった、フェアトレード&オーガニックチョコレートです。
原材料には、スイスのオーガニック認証機関「IMO」によって認められたカカオ豆のみを使用。主にボリビア産やドミニカ産のものをフェアトレードで輸入しています。
カカオ濃度55%のチョコレートには、クランチアーモンドも入っているので、リッチな気分を楽しめます。苦いのが苦手な人からも好評なため、贈る人を選ばないオーガニックチョコレートです。
第8位 有機アガベチョコレート ミルク(ダーデン)
フランスの老舗メーカー・ダーデンは、薬剤師だった創業者のこだわりにより、健康と美味しさを重視したチョコレートの開発に力を入れてきました。
こちらの商品には、低GI食品のアガベシロップが使われています。アガベシロップとは、ブルーアガベという植物から取れたシロップのこと。砂糖の1.5倍の甘みがあるので、少量でも甘さを感じることができます。
また、フランスのオーガニック認定機関による認証を受けており、ドミニカ産のフェアトレードカカオ豆のみを使用しているのもポイントです。健康志向な人へのプレゼントに最適ですよ。
第7位 ダークチョコ(ランドガルテン)
1989年にオーストリアで創設されたランドガルテン。こちらでは、フェアトレードのオーガニック原材料のみを使ったチョコレートを製造しています。
ランドガルデンのチョコレートには、遺伝子組み換え原材料は使われておらず、グルテンフリーの原材料のみ使用しています。ダイエット中の人でも美味しく食べられるのは嬉しいですね。
「ダークチョコ」に入っているラズベリーやジンジャーなどももちろんオーガニック。フルーツの甘酸っぱさとチョコレートのバランスが良くて美味しかったと好評です。
第6位 オーガニック ダークチョコレート(GEPA)
ドイツの老舗メーカー・GEPAは、いち早くフェアトレードに取り組んだパイオニア的存在として知られています。ほかのメーカーとは違い、製品の40~100%をフェアトレードの素材で占めているのが特徴です。
こちらの「オーガニック ダークチョコレート」は、カカオ配合率60%と高めなので、甘いチョコレートよりもカカオの深みと苦みを好む人におすすめですよ。
原材料として使用されているのは、厳選された「ファインフレーバーカカオ」のみ。高品質なカカオにしかない芳香とまろやかな舌触りを楽しめます。本物志向な人にも喜んでもらえるチョコレートです。
第5位 プレミアムオーガニックチョコレート(NOX)
北欧・スウェーデンの製薬会社によって研究開発されたNOXの「プレミアムオーガニックチョコレート」。現在ヨーロッパで話題を集めているオーガニックのローチョコレートです。
原材料はすべて100%オーガニックで、上白糖やトランス酸脂肪、合成甘味料などは一切使用していません。そのため、チョコレートの甘味料として、バオバブやアサイーといったスーパーフルーツを用いています。
日本でもオーガニック認定を取得しているので、健康に気遣う人へのプレゼントにも最適です。自分で買うにはちょっと高価なチョコレートなので、バレンタインのギフトにも多く選ばれています。
第4位 ショコラマダガスカル ファインダークチョコレート100%(ロベール)
ローベル社は、アフリカ南東部沖にある島国・マダガスカル生まれのチョコレートメーカーです。原材料は国産以外使用せず、製造工程もすべて自社管理のもと行なっています。
「ショコラマダガスカル ファインダークチョコレート」は、砂糖不使用とは思えないほどの食べやすさと、マダガスカル産カカオ100%の自然な風味が魅力。高品質なカカオ特有のフルーティな酸味を味わえます。
さらに、2017年には約900もの候補の中から唯一「アカデミーオブチョコレート2017金賞」を受賞した実績もあります。世界一と評されるチョコレートなら、特別な人へのギフトにもぴったりですね。
第3位 ベジチョコ オーガニック・ビター(ピープルツリー)
ピープルツリーは、ファッションや雑貨などを幅広く扱うフェアトレード専門ブランドです。インドやネパールなどの世界16ヶ国で、その地方特有の自然素材を用いた商品開発を手掛けています。
ベジチョコラインの「オーガニック・ビター」は、秋冬限定で作られるお菓子作りにぴったりなチョコレート。カカオバターが溶けない季節にのみ作られる特別感があるので、贈り物としても人気があります。
また、カカオ分58%以上のため、カカオ本来の風味を感じることができます。砂糖の代わりに黒糖が使われているのも嬉しいポイントです。同じラインにあるココナッツミルクやレモン味の商品もおすすめですよ。
第2位 ウインターチョコレート(ヴィヴァーニ)
ヴィヴァーニは、100年以上の歴史を誇るドイツの製菓会社です。フェアトレードやオーガニックにこだわるだけではなく、児童労働廃止の啓蒙活動にも取り組んでおり、社会貢献に熱心な会社と言えます。
こちらの「ウィンターチョコレート」には、血糖値の上昇を抑えるケインシュガーが使用されています。また、中にクランチクッキーが入っているので、食べごたえがあると好評です。
スパイシーなクッキーとチョコレートの組み合わせは日本では珍しく、海外メーカーならではのテイストが好きな人にぴったり。プレゼントに選べば、いつものチョコレートに飽きた人にも満足してもらえます。
第1位 オーガニックチョコレート(ティールーム)
カリフォルニア洲で主にオーガニックチョコレートを生産しているティールーム。チョコレートに紅茶をブレンドした世界初の企業で、過去には「ベストショコラティエ賞」を受賞した実績もあります。
「オーガニックチョコレート」は全9種類あり、チョコレートに紅茶やハーブティなどを取り入れたフレバーが人気の商品です。カカオ30〜60%のものが揃っているので、好みに合う商品を見つけられますよ。
また、すべての商品に「USDA」という米オーガニック機関の認証マークが付いているのも選ばれるポイント。パッケージデザインもかわいいので、大人買いしていろんな人に配るのもいいですね。
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おわりに
仕事の合間や何かを成し遂げたときのご褒美として、チョコレートを頬張る人も多いのではないでしょうか。余計な添加物のないオーガニックチョコレートなら、罪悪感なく美味しく食べられます。
こだわりの詰まったチョコレートを選んで、大切な人に至福のひとときをプレゼントしましょう。