日本人栽培醸造家が手がけるニュージーランドワイン
「グリーンソングス アタマイ ピノグリ」は、ニュージーランドで日本人の手によって作られている少し珍しいワインです。
日本から遠く離れた土地で、どのような思いをもって醸造されているのでしょうか。
ニュージーランドワインを専門に輸入している株式会社サザンクロスの代表取締役社長、檀原 正広さんにインタビューしました。
土の香りや吟醸香を味わえるワインを育んだ風土とは?
「グリーンソングス アタマイ ピノグリ」の醸造元は、ニュージーランドの南島ネルソンにあるワイナリー「グリーンソングス」です。
2014年に日本人栽培醸造家のコウヘイ氏によって設立されました。
こちらのワインは明るいゴールドの色調と日本酒を思わせる香りが特徴です。
またマセレーションを行わないことにより、苦味が控えめで、すっきりとした後味に仕上がっています。
その味わいを引き出しているのが、ワイナリーが拠点をおくパーマカルチャー・エコビレッジ「Atamai Village」の風土と、こだわりのブドウ栽培方法なのです。
地球環境に調和したライフスタイルを実践する「Atamai Village」での農業
ワイナリーがある「Atamai Village」は、地球環境への問題意識を共有した人々が集い、サスティナブルな生活を送るパーマカルチャー・エコビレッジです。
ここでは太陽光や土壌、森林の水や雨水などの自然の資源を活用しながら、オーガニックな物を使用し、環境になるべく負担をかけない暮らしが実践されています。
また果樹園や農場、牧場などは共同で運営されており、すべての作物は有機栽培農法で育てられます。
ワインの原料となるブドウもそのひとつで、自然の力を借りた栽培方法により、独特の豊かな香りや酸味が生まれるのです。
資源を循環させるブドウの栽培方法とは?
ブドウ作りでは他の農業と同様、土壌作りや病害虫対策がとても重要です。
この点についても、ヴィレッジ内で資源を循環させる自然な方法を選んでいます。
「Atamai Village」の土は花崗岩の砂礫を多く含んでおり、ミネラル豊富な一方、窒素やカリウムなどの養分は少なめです。
この不足を補うために、ワイン造りで出るブドウの絞りかすをコンポストし、クローバーを下草として栽培するなどしています。
また、ブドウにつく病原菌への対策として使われているのも、農薬ではなく無殺菌牛乳です。
自然と共存するこれらの方法で栽培されるため、個性的な芳香と確かな酸味を持ち、ミネラル感のある味わいのブドウが育ちます。
商品名:グリーンソングス アタマイ ピノグリ
価格:3,300円(税込)
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トレンド調査 ベストプレゼント編集部
自然と共存する形で栽培・醸造されているので、ワイン好きの人や、地球環境に関心のある人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。