伝統的な手法で作られた能登の海水塩

能登の地に500年以上前から伝わる伝統技法 「揚げ浜式製塩法」によって作られている塩。
大変な手間がかけられているこの商品は、どのようにして誕生したのでしょうか。
石川県に拠点を置く株式会社Anteの方に「DENENしお 80g」の開発秘話や開発者の思いなど、たくさんのお話を聞かせていただきました。
「DENENしお 80g」開発のきっかけとは?
塩は、長きにわたり国に管理される専売制をとられていました。専売制とは、国がある物質の生産や販売などを独占して利益を得るための制度です。
後に塩の専売制の意味合いは、財政収入から日本の塩産業を守るための制度へと変化しました。
やがて90年以上続いた専売制は、時代の変遷とともに意味をなさなくなったことや、塩産業の発展の障害となっていることなどから1997年に廃止されます。
専売制が廃止された後、「揚げ浜式製塩法」のように塩田で塩作りを行なう業者は、全国に数軒しか残っていませんでした。
そこで私たちは、「揚げ浜式製塩法」や塩田を後世に伝えようと考え、伝統製法によって「DENENしお」の製造を始めたのです。
「揚げ浜式塩田」で丁寧に作る塩
私たちが用いている「揚げ浜式製塩法」は、海辺に砂を敷き詰めた塩田に海から汲み上げた海水を撒いて塩を作る手法です。
撒かれた海水は日光や海風にさらされて乾き、塩田には塩が付着した砂が残ります。
職人は塩付きの砂を海水で洗い、塩分濃度の高くなった海水を釜で煮詰めます。
ほかにも、ろ過や選別など職人によって多くの工程が丁寧に行われ、「DENENしお」が完成するのです。
しかし近年「DENENしお」に欠かせない海水が、プラスチックごみによって汚れてきてしまいました。
それは世界中で問題になっている事象で、石川県が誇る美しい能登の海でさえ例外とは言えません。
私たちは、お客様に安心・安全をお届けするために、できる限りの手間と時間をかけて塩作りをしています。
妥協を許さずどこまでも徹底的に
弊社では、考えうるすべての問題や危険などを事前に防止するため、HACCP(ハサップ)と呼ばれる国際的な衛生管理の手引きをもとに、社内マニュアルを作成しています。
安全な「DENENしお」を作るにふさわしい海水を得るため、私たちはまず塩田に撒く前の海水を、5ミクロンと1ミクロン(1ミクロン=1,000分の1mm)の目を持つ特殊なフィルターに通します。
この段階でマイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下のプラスチックなど、ほとんどの異物を取り除くことができます。
そして煮詰める過程でもろ過し、塩が完成した後には目視と金属探知機によって最終チェックを行います。
このように弊社では、常に徹底的な衛生管理・品質管理に尽力しています。
伝統を未来へ繋いでいくために
私たちは「揚げ浜式製塩法」を未来へ残そうとしています。
しかし、手法を完璧にコピーしていくことがすべてではありません。
その時代その時代で求められていることへ柔軟に対応し、手法を変化させていくことも必要だと考えています。
その上で「揚げ浜式製塩法」として大切なものは守り抜き、伝統の奥に息づく先人の志を継ぐことこそ私たちが持ち続けている強い思いです。
「DENENしお」には、海水に含まれるミネラル成分が豊富に残されています。
多く含まれるミネラル成分が複雑で深くまろやかな味わいを生み出す、効率的に大量生産する工場では作ることができない塩です。
「DENENしお」の美味しさを、ぜひお試しください。
「DENENしお」を味わった人の感想
「DENENしお」を実際に味わってくださった方々からは、
「日常的に使う塩から、不足しがちなミネラルを補給できてありがたいです。」
「塩の旨味が素材の良さを引き出してくれるので、料理がより美味しく仕上がります。」
「「DENENしお」を使っておにぎりを作ると、塩の味が感じられてとても美味しいです。」
など、嬉しい感想を頂戴しています。

商品名:DENENしお 80g
価格:540円(税込)
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「特別な塩をじっくり味わってみてね。」のメッセージと一緒に

トレンド調査 ベストプレゼント編集部
また内容量は80gなので、ちょっとしたギフトにも向いています。
「蒸し野菜、ゆで卵、天ぷらなどにかけて、塩そのものの味も楽しんで。」
など、口にするのが楽しみになるような言葉を添えて贈ってみてください。