美しく、環境にも配慮した色鉛筆
日本の伝統的な花の美しい色と形が表現された色鉛筆。
本物の花びらのような削りかすが生まれることで、削るときまで楽しめるこの魅力的なアイテムは、どのようにして誕生したのでしょうか。
今回は「花色鉛筆」の開発秘話を、株式会社TRINUSのプロデューサー、金子優実さんに伺いました。
新素材の色鉛筆を開発したきっかけは?
弊社では、日本のメーカーが持っている技術をテーマに、それを活用するためのアイディアをクリエイターから募集するプロジェクトを行っています。
「花色鉛筆」も、このプロジェクトのひとつとして誕生しました。
きっかけとなったのは、廃棄古紙を主原料とする「MAPKA(マプカ)」という新素材を活用して新商品を作る企画です。
およそ140件もの提案が集まり、その中から選ばれたのが「花色鉛筆」でした。
試行錯誤の末にようやくたどりついた形
開発で苦労したのは、MAPKAを使ってデザインどおりに成形することでした。
「花色鉛筆」は花の形をした軸が特徴で、押出成形によって作られます。
押出成形とは、溶かした素材を金型を通した後に冷却して希望の形に成形する方法ですが、当時はMAPKAを押出成形で商品化した前例がなかったのです。
なかなかきれいな花の形にならず、材料の配合を変えながら試行錯誤を1年以上も繰り返しました。
そして、「もうこれで最後」と覚悟したときにようやくうまくいき、商品化にたどり着きました。
花の色と形をした色鉛筆を使った人の感想は?
お使いいただいた方からは、
「とてもかわいい」
「プレゼントしたら大変喜ばれた」
「子供にも持ちやすい太さで気に入って使っている」
「削りかすもきれいな花びらの形になって楽しめる」
など、大変お喜びいただいています。
鉛筆は通常、製造時に木材に多くの無駄が出てしまうのが難点と言われています。
しかし「花色鉛筆」は木材の代わりに廃棄古紙を原料とした素材を使っているため、環境に優しい商品です。
環境への配慮という点で、特に海外のお客様からも高い評価をいただいております。
また、芯には国産の上質な色芯が採用されているので書き心地も滑らかです。
商品名:花色鉛筆
価格:1,800円(税抜)
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トレンド調査 ベストプレゼント編集部
絵を描くのが好きな方へのプレゼントにはもちろん、大げさにはしたくないけれどもきちんとしたものを贈りたいというときにもぴったりです。
「見た目も使い心地も良い色鉛筆を手にとって、心を和ませてみてね」という思いを込めて、贈ってみてはいかがでしょうか。