好きな方向から軽い力でおろせる置型のおろし器
「銅製手打ちおろし器 5寸」は強い力をかけなくてもおろすことができ、調理を楽にしてくれます。
このおろし器の誕生には、どのような背景があったのでしょうか。
新光金属株式会社を取材し、開発秘話や使った人の感想についてうかがいました。
銅製の置型おろし器の開発を決めたきっかけとは?
よく見かける樹脂や陶器でできたおろし金は、切れ味が足りないこともあっておろすのに力が必要なうえ、食材の繊維がすり潰されてしまいきれいなおろしができません。
また、銅製のおろし金は切れ味は良いのですが、上下方向にしかおろせないいわゆる羽子板型のものが主流でした。
このタイプの場合、おろしているうちに板が手に食い込んで痛くなったり、同じ動きを続けるせいで疲れたりということもあります。
そこで、切れ味の鋭い銅を使い、おろす方向を自由に変えられる置型のおろし器を開発しようと思い立ちました。
楽におろせるよう目立ての配置と向きを工夫
まずはおろす方向を変えられるよう、目立て(おろし器の刃の部分)を放射線状に配置しました。
しかし目立ての向きによっては下の受け皿が動いてしまうなどうまくおろせず、目立ての方向を決めるのには苦労しました。
最終的に安定しておろせる向きを見つけることができ、この配置で実用新案も取得しています。
こちらの商品は彫金職人がひと目ずつタガネを使って目立てを行うため、一日にわずかしか作れず、時にはお客様をお待たせしてしまうこともあります。
しかし、発売から17年が経った現在でもテレビ通販などで紹介され、変わらずお客様に喜んでいただけることが職人にとっても大きな励みになっています。
「銅製手打ちおろし器 5寸」を使った人の感想
お客様からは、
「以前より少ない労力で細かくすりおろせて、味も良かった。一生モノとして大切にします」
「下の受け皿に重みがあるので安定してすりおろせます」
「ふわふわでみずみずしく、甘い大根おろしができました」
などのお声をいただいています。
銅製手打ちおろし器 5寸
11,000円(税込)
トレンド調査 ベストプレゼント編集部
受け皿が付いていてボウルとしても使えるところがポイントです。
料理好きの方や、力が弱くなってきたご年配の方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。