エコプラスチックの鉢に入れられた小さな植物たち
材料に木が含まれるエコプラスチックの鉢に入った、小さな観葉植物。環境にも配慮されたこのかわいらしいアイテムは、どのように開発されたのでしょうか。
株式会社三光ライト工業所 Taiwa事業部 生産技術の大岩篤享さんに、「Taiwaアンティーク・プランツ・シリーズ『うるぅポット』」の開発秘話や購入した人の声などについて伺いました。
「うるぅポット」開発のきっかけとは?
弊社は、プラスチックの射出成形を得意とする会社です。
プラスチックごみが環境問題のひとつに挙げられるようになったとき、長くプラスチックに関わってきた私たちだからこそできることはないかと考え始めました。
そして苦労の末に実現させたのが、燃やしても有害物質の発生が少ないエコプラスチックです。
それを生かした商品として、環境にも心にも優しい「うるぅポット」を開発しました。
環境に優しいプラスチックができるまでの道のり
エコプラスチックの開発は、難関ばかりでした。環境に優しいプラスチックへの思いは強いものの、具体的な製法が見つからず模索が続きました。
そんななか、森林を守るために伐採された国産の間伐材に注目し、プラスチックの材料に間伐材の木粉を混ぜてみることを思い付いたのです。
しかし、これまで材料に木を用いた経験がなく、製法から商品化に至るまで何ひとつスムーズにはいきませんでした。
産地によって木質が異なるため、木材の選定にも苦戦しました。
異質な素材を合わせたことでガスが発生したり、木粉の粗さや木の吸水性に試行錯誤するなど問題は山積みで、心が折れそうになったことは何度もあります。
しかし多くの問題を地道にクリアし、ようやくエコプラスチックを完成させました。
木の温かさや質感を再現するために
私たちが目指していたのは、環境にも心にも優しいアイテムです。そこで思い付いたのが、エコプラスチック製の小さなかわいい鉢に観葉植物を植えることでした。
プラスチックの人工的な雰囲気を無くし、木の色味や質感を出して温かみのある鉢を作ろうと考えました。
しかし、それもまた一筋縄ではいきませんでした。何度も試作をくり返し、苦労の末、ナチュラルで優しい雰囲気の鉢を作り上げたのです。
また、鉢としての使いやすさにも工夫を凝らしました。根腐れを防ぐため、水をやった後にできるだけ早く水が切れる構造にしています。
材料の木が空気を通すので、水はけが良いという特徴もあります。
「うるぅポット」から生まれる環境への思い
「うるぅポット」には、キューブ型とポット型があります。キューブ型は、一般的な観葉植物とは違って室内・室外どちらにも置くことができるので、水やりが楽です。
この商品には、「アクティブな生活にホッとひと時の癒しを、小さなメッセンジャーたちが、あなたの想いを伝えます。」というキャッチコピーがあります。
扱いやすいうえ、目にするたびに心をほっこりとさせてくれるアイテムです。
そして「うるぅポット」が、身の回りの小さな環境保全に目を向けるきっかけにもなれば嬉しく思います。
「うるぅポット」を購入した人の声
「うるぅポット」を購入されたお客様からは、
「友人への贈り物に購入しました。見た目がかわいらしいととても喜んでもらえました。」
「アンティークの雰囲気がインテリアに合い、とても気に入っています。」
「他社との差別化のため、珍しいノベルティとして会社で大量注文しました。環境への配慮をしているPRにも繋がるため、注文して良かったです。」
など、嬉しいご感想がたくさん届いています。
商品名:Taiwaアンティーク・プランツ・シリーズ「うるぅポット」
価格:2,640円 (税込)
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・Instagram https://www.instagram.com/taiwa.sl
トレンド調査 ベストプレゼント編集部
場所を取らず、どんな部屋にも合うナチュラルな雰囲気があるため、贈る相手を選びません。
「疲れて帰ってきたときに目に入るところに置いてね。」
と、肩の力を抜いてくれるアイテムであることを伝えて贈ってみてください。