繰り返し使えて経年変化も楽しめる書類ケース

紙と革を合わせた素材でできた「SAVE THIS CONTAINER FUTO A4」は、スタイリッシュなルックスと味わい深い経年変化を楽しめるのが特徴です。
個性が光るこのアイテムは、一体どのようにして生み出されたのでしょうか。
その秘密を、株式会社岩嵜紙器 代表取締役 岩嵜大貴さんに伺いました。
「ありそうで無かった」書類ケースが生まれたきっかけとは?

私が家業を継いだ当時は、波佐見焼を収めるための箱を中心に作っていたのですが、「他社がやらないことをやる」という思いは常に抱いていました。
そこで、「ありそうで無かった物を作る」をコンセプトに自社ブランド「AKERU PROJECT」を設立し、斬新なパッケージや紙製品を生み出してきたのです。
しかし、役目を終えたパッケージは捨てられてしまいます。主役は中身ですが、パッケージは商品の顔であり、職人たちが心を込めて作った物です。
「作り手の思いがこもった紙製品を、簡単に捨ててしまうのはしのびない。」そんな考えから、「SAVE THIS CONTAINER」は生まれました。
本来なら捨てられてしまう物同士を組み合わせた新しい素材

紙製品に新しく価値を加えて日常的に使える物を作りたいと考え、「捨てるを考える」というコンセプトを設定しました。
そして生まれたのが、オリジナルペーパーとリサイクルレザーを組み合わせた新しい素材です。
オリジナルペーパーとリサイクルレザーとは
「オリジナルペーパー」は、弊社が独自に開発した耐水性と耐久性の高い紙です。
紙本来のしなやかさはそのままに、表面に特殊なコーティング加工を施してあります。
「リサイクルレザー」は、革製品を作るときに出る端材などを繊維状に加工したあと、樹脂と混ぜてシート状にしたもので、革の風合いもしっかり楽しめます。
どちらも経年変化が味わえる素材なので、ひとつの物を長く使っていきたい人にもおすすめです。
商品の形状とロゴマークに込められたこだわり

オリジナル素材ができあがったあと、その素材でどういった物を作るかについてはとても悩みました。
「SAVE THIS CONTAINER」は封筒の形をしていますが、これは本来であれば役目を終えたら捨てられてしまう物の形をオマージュしたものです。
コンセプトの「捨てるを考える」を活かしたうえで、オリジナル素材のおもしろさを感じてもらいたいという思いを込めています。
また、「紙」と「革」の漢字を組み合わせたロゴマークの印刷にも注目してみてください。
弊社のある長崎県は活版印刷技術発祥の地なので、地元らしさが出せるようこだわりました。

SAVE THIS CONTAINER FUTO A4|株式会社岩㟢紙器
3,200円(税別)
▼株式会社岩㟢紙器のSNSをチェック!
・Instagram https://www.instagram.com/iwasakisiki/
・Twitter https://twitter.com/iwasakisiki
「自分だけの紙と革のエイジングを楽しんで」のメッセージとともに

トレンド調査 ベストプレゼント編集部
ユニークな見た目に加え、紙製品とは思えないような耐久性や耐水性を備えており、年代や性別を問わずどんな人にも自信を持って贈ることができます。
紙と革の、ありそうで無かった異素材の組み合わせを楽しんでもらいましょう。