梅干しの中に梅酢エキスで育った真鯛を詰めた、珍しいご飯のお供

種を抜いた梅干しの中に、真鯛のほぐし身を詰めたご飯のお供。数あるご飯のお供の中でもあまり見かけないタイプのこの商品は、どのようにして開発されたのでしょうか。
「梅と鯛」という縁起の良い組み合わせも特徴的な「紀州 梅真鯛梅」について、株式会社岩谷の方に商品開発の裏話や購入者の声などさまざまなお話を伺いました。
「紀州 梅真鯛梅」開発のきっかけとは?

弊社が本拠を置く和歌山県串本町は、古くから漁業が盛んな地域です。
しかし串本町の水産養殖業は、1990年代より厳しい状況が続いています。
そんな中、弊社のグループ会社である岩谷水産が、2002年に「紀州梅まだい」を生み出します。
地元地域の水産養殖業を低迷から脱却させるための強い思いから生まれた真鯛で、梅酢エキス配合の飼料で育っています。
弊社では「紀州梅まだい」のブランド化を目指し、オリジナリティあふれる新商品を模索していました。
そして「梅を食べて育った鯛が、逆に今度は梅に食べられたら面白い」という思いつきから、「紀州 梅真鯛梅」の開発に着手したのです。
和歌山県産でしか味わえない、真鯛と梅干し

本商品に使用されている「紀州梅まだい」は、和歌山県の特産品である梅を活用した「地産フルーツ魚」の先駆けとして開発されました。
この真鯛は、串本町が誇る美しい海で、古くから受け継がれてきた養殖技術と梅酢エキス配合の飼料によって育てられています。
養殖魚特有の臭みがなく、食感の良さ・芳醇な甘み・旨味が魅力です。そして、安心・安全を第一に考え、薬品を一切使用していません。
一方、梅干しの梅は、和歌山県田辺市産の南高梅です。
実が詰まった大きな粒揃いの梅は、塩分控えめに漬け込まれ、食べ応えがありつつも柔らかく仕上がっています。
どちらも、生産ルートがはっきりしており、いわゆるトレーサビリティが徹底されている素材です。
こだわりの原料と製法、そして真鯛の味付け

「紀州 梅真鯛梅」は、種を抜いた梅干しの中に甘酢みそで味付けした鯛のほぐし身が詰まっている、新しい形の商品です。
開発にあたり苦労したのは、真鯛のほぐし身の調味でした。
真鯛の旨味を生かし、梅干しの酸味・塩味に合う最高のバランスの味付けを求めて試行錯誤を重ねました。
これらの味付けや製造方法などを研究すること2年、ようやく「紀州 梅真鯛梅」が完成しました。
また、独自の製法によって、本商品は常温にて6ヶ月間保存することができます。弊社では、その製造方法の特許も取得しました。
「紀州 梅真鯛梅」は、一粒ずつ丹念に手作りしています。
加工食品市場への参戦

弊社は、魚類の養殖や販売などの業務を行なう有限会社岩谷水産のグループ会社として、2011年に設立しました。
以前は、生鮮食品の市場を中心に展開していましたが、「紀州 梅真鯛梅」を販売するにあたり、弊社は加工食品市場に着目し、新たな販路の開拓に取り組みました。
そこで、パッケージデザインやパンフレットの作成、展示会や商談会など思いつく限りの販売促進活動、営業活動に勤しみ、販路を切り拓いていきました。
苦労の甲斐あって、デパートや大手総合スーパーでのギフト販売、メディアによる紹介で本商品の知名度が徐々に上がり、今では多くのお客さまからご愛顧いただけるようになりました。
さらに、和歌山県優良県産品推奨制度であるプレミア和歌山に認定されたほか、様々な賞も受賞しています。
串本町から世界へ届けたい和歌山の魅力

弊社が「紀州 梅真鯛梅」の開発を始めたのは、「紀州梅まだい」を多くの方々に知っていただきたいという思いがあったからです。
「紀州梅まだい」の生産量の増加は、串本町の水産養殖業の活性化、ひいては紀州の美しい海や山の魅力を世界中に伝えることにつながっていくと考えています。
そして、私たちはこれからも、紀州の豊かな自然から生み出される海の幸・山の幸を生かし、生産者の思いが詰まった商品開発に尽力します。
常に新しい和歌山の魅力を発信するべく、挑戦し続けていきます。
「紀州 梅真鯛梅」を購入した人の声は?
本商品をご購入いただいた方々からは、
「縁起が良く、パッケージのイメージも合っていて、贈り物にぴったりです。」
「珍しい商品なので、お渡しするときのコミュニケーションのきっかけになりました。」
「個包装が上品かつ高級な雰囲気です。」
「海外の方への贈り物にも良いと思います。」
など、嬉しいご感想をたくさん頂戴しています。

商品名:紀州 梅真鯛梅 六個入
価格:3,240円(税込)
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「新感覚のご飯のお供を、いろいろな方法で楽しんで。」の言葉とともに

トレンド調査 ベストプレゼント編集部
贈る際には、
「常温で日持ちがするから、時間のあるときにゆっくり味わってね。」
「様々な食べ方があるから、いろいろ試してみて。」
など、商品の特徴をアピールするような一言を添えてみてください。