ミルクとレモンのハーモニーが楽しめる広島らしいお菓子
ミルクのコクにレモンのさわやかさがマッチした優しい味わいのお菓子。
広島産の素材の魅力を堪能できるこのスイーツは、どのようにして生まれたのでしょうか。
今回は「安芸れもん」の開発秘話を、御菓子所 平安堂梅坪の方に伺いました。
広島みやげのニューフェイスを開発したきっかけとは?
洋風和菓子「安芸れもん」の開発がスタートしたのは、2000年のことです。
弊社は、大正時代に創業した老舗和菓子製造元を母体としています。
広島を拠点に長い間ご愛顧いただいてきたなかで、広島の魅力をもっとたくさんの方に知っていただきたいという思いを抱いていました。
そこで、新しい広島みやげとして多くの方に愛されるようなお菓子を作りたいと考えたのが、この商品を開発したきっかけです。
イメージしたのは、バターやミルクなどの乳製品を取り入れた優しい味わいの乳菓でした。
地元の素材を贅沢に使った新しい美味しさへのこだわり
開発にあたり難しかったのは、皮とあんのバランスや、甘さの加減です。
私たちにとって初めての乳菓だったため、試行錯誤を繰り返し、皆様のもとへお届けできるようになるまでに、開発を始めてから6年もの月日がかかりました。
材料は、広島産レモンや「空口ママのミルクジャム」といった広島ならではの上質なものを使っています。
開発当時、レモンはまだ広島の名産物であることがほとんど知られておらず、広島みやげの素材として取り入れるのは新しい試みでした。
ミルクあんにレモン果汁やレモンピールを加えることで、風味良くさわやかな味わいを楽しめるように仕上げております。
進化を続けながら長く愛されるお菓子
「安芸れもん」を発売してからもさらに工夫を重ね、レモンの存在感がより引き立つお菓子へリニューアルしました。
おかげさまでロングセラー商品として多くのお客様にご好評いただいています。
商品名:安芸れもん
価格:864円(税込)~1,674円(税込)
トレンド調査 ベストプレゼント編集部
「いつもとはひと味違うお菓子で、ティータイムにほっとひと息ついてね」という気持ちを込めて、親しい人へプレゼントしてみてはいかがでしょうか。